【Q】 NORAZO Evolution No.7として戻ってきた感想はいかがですか?
【A】 チョビン:「自分との間違った出会いで奇妙に9年を過ごしたヒョクに対して初めてまともに約束を守ったのがEvolution No.7です(笑)。既存のNORAZOはチョビンのカラーが強かったとすれば、今回はヒョクだけのための版を作ったとでも言いましょうか?(笑) 初のシングルなのでNORAZOの雰囲気の延長線上で準備しましたが、これからはもう少し多様なバンドミュージックをお聞かせする予定です。」
▲ NORAZOと共に Evolution No.7を結成した5人の男たちⓒ노라조 프로덕션
【Q】 NORAZO NORAZO Evolution No.7のメンバー紹介と結成までのストーリーを紹介してください。
【A】 チョビン:「僕たちは変わっていてギタリストが3人のグループなんです。自分としては美貌の女性キーボード奏者を入れたかったのですが、社内恋愛を強く反対しているもので(笑)..ギターのソン・ジュノ、ユ・スンボム、ホ・インニョン、ベースのパク・ヨンミン、ドラムのキム・フンシクの5名と私チョビンとイヒョクのNORAZO2名が合わさって7名のバンド「Evolution No.7」が誕生しました。
ジュノはNORAZOがブラックホール・トリビュート公演に参加した時セッション(バックバンド、サポート・ミュージシャン)として出会ったのですが、若い頃「弘大5大ギタリスト」に入っていた財源なので、欲を出してかぶりついてきたんです(笑)。
スンボムはヒョクがOpen Headをしている時から知り合いだった速弾きの達人と讃えられていた人で「GAIA」、「赤い日(祝日)」、「愛の歌(サランガ)」、「ROCKSTAR」、「星を取る」、など僕たちNORAZOのタイトル曲を除いた曲はほとんど全てこの人が演奏したんですよ。今はアイドル公演のギターマスターとして旺盛な活動をしていて、目が高くなるのを口説き落としてそばに縛り付けている最中です(笑)。
インニョンは弘大のインディーズバンドのギタリスト中の新星と認められている人でしたが「定期的な食事提供」という罠によって僕たちのグループに来ました(笑)。
ヨンミンは歌手キム・サランの秘蔵っ子であると同時にベーシストですが、「二股かけてもいいんだよ」「楽しいことを一度やってみようよ」と説得してこの蟻地獄に迎え入れたんです(笑)。
フンシクはクッカステン(Guckkasten)でパーカッションを担当していた人ですが、僕たちの日本公演の時、ピンチヒッターで参加してたった一日で僕たちの曲を覚えて演奏する姿に惚れましたし、ドラムの命である「タッチ」が良くてそのまま僕たちがずっと「タッチ」するようになりました(笑)」
▲ NORAZO Evolution No.7 練習風景ⓒ노라조 프로덕션
NORAZOで「狂った三角頭」と才智を担当しているチョビンとこれまでも多くのステージとKBS[不朽の名曲]で「レジェンド」の流れをくむ圧倒的なボーカル実力を披露していたイヒョクが共にするEvolution No.7は既に初シングルの発売前に国内外巡回ライブ公演で検証が完了した状態だが、今この瞬間にもソウル麻浦区西橋洞に位置するNORAZOプロダクションの練習室でチョビンの厳しい指揮の下、全メンバーが「監禁訓練合成強化レベルアップ」している。
【Q】「監禁訓練合成強化レベルアップ」はどの程度完成した段階なのでしょうか?
【A】 チョビン:「メンバーそれぞれが素晴らしい実力を持っているので個人技量の増進よりはお互いの呼吸を合わせる練習をたくさんしています。サッカーで言うと個人戦術よりは一糸乱れぬチーム戦術を研磨しているとでも言いましょうか(笑)
気分よく演奏できる合奏室が完備された事務所を造ったために一度入ったら『みんな出て行け』と背中を押しても出ていかないので自然と『自発監禁』になりました。また公演を続けてみて今まで別の人生を生きて演奏して来たお互いの特徴や性質、習慣などを理解して、受入れて、お互いのことを自分のことのように仕立てる『メンタルと根性のレベルアップ』中です。」
【Q】 最近マリオと一緒に歌った「Man of steel」や2011年に発売された5集「全国制覇」の収録曲「錐」、「GAIA」などを見る時、既にNORAZOがロックスターとしての活動の予熱をかけたように見えるのですが、今回の「万病治療歌」や「男訓練所」がこれまでの曲と違う特別な点を挙げるとすると?
【A】 チョビン:「以前の曲の場合、バックバンドのメンバーたちが録音現場で聞いて短い時間に演奏していた曲だというなら、今回のEvolution No.7の曲は何度も演奏パターンや技法、曲の構成など様々な部分を相談して録音もしながら作った曲なので、もう少しバンド本来の感じに近い曲ではなかろうかと思います。」
▲ NORAZO Evolution No.7 公演の様子 ⓒ노라조 프로덕션
【Q】 今回シングルで独特な部分は「社歌」が入っていることですが、社歌を作るようになった誕生のいきさつを紹介して下さい。
【A】 チョビン:「会社を創るなら社歌を必ず作らなければ」とずっと考えている途中で今だと思い、車に乗って移動中に携帯電話でメロディーと歌詞を録音してジュノと編曲して作った曲です。歌を作るのにちょうど1分かかったんです。社歌専門作曲家をしてみようかな(笑)。もうすぐ社歌のMVも撮る予定です。」
【Q】 今回のアルバム収録曲中「万病治療歌」は従来のNORAZOのカラーがもう少し濃く染み込んでいる反面、「男訓練所」は重みのあるヘビメタ感が強いですが、NORAZO Evolution No.7のメンバー達は二つの曲のうちどちらが好きなのかメンバー毎に回答をお願いします。
【A】
チョビン:「『万病治療歌』を歌う時、僕の歌声が3種類出てくるんです。それで歌う味わいがある曲なので51%で『万病治療歌』に軍配を挙げます。」
イヒョク:「『万病治療歌』がより爽やかに疾走する感じがあって、公演する時エネルギー溢れるプレイが出るのでちょっと良いですね。」
ギター ソン・ジュノ:「『万病治療歌』の途中に出てくる国旗に対する誓いがいいです(笑)」
ギター ユ・スンボム:「『万病治療歌』のイントロ部分を聞くと国民体操(ラジオ体操)をやりたくなるので良いです。」
ギター ホ・インニョン:「『男訓練所』を聞くと本物の男に生まれさせてくれるようです。」
ベース パク・ヨンミン:「『男訓練所』を演奏するたびに本物の男に生まれ変わる気分です」
ドラム キム・フンシク:「『男訓練所』の間奏でのリズムが僕を興奮させます」
*メンバー画像出処:NORAZO PRODUCTIONのHPより(記事原文には個別メンバー画像はありません)
▲ NORAZO Evolution No.7 ⓒ노라조 프로덕션
【Q】 Evolution No.7の活動計画はどうなっていますか。
【A】 チョビン:まずはNORAZOとして放送やバラエティはたくさんしてきましたが、公演をちょっと疎かにしていたのではないかという気がして、Evolution No.7としては皆とたくさん出会える公演により多くの時間を費やそうかと思います。メインスタジアムで公演するその日まで!」
【Q】 これからEvolution No.7が追及しようとする音楽の方向性は?
【A】 チョビン:「バラードやロック、ワールドミュージックなど従来の多くのジャンルを僕たちのスタイルで新鮮によく混ぜ合わせ、老若男女誰が聞いても愛することができる『ハイブリッド浅漬けバンドミュージック』をいたします(笑)」
【Q】 最後にファンの皆さんへメッセージを一言
【A】 チョビン:誰かがそう言ってたんですよ。アイドルの音楽だけがある国だと...考えてみたらそれは血の滲むような努力で今日を迎え一生懸命頑張っているアイドルたちの落ち度ではなく、僕たちが怠けていたのではないかと反省をしています。これから僕たちだけのカラーで多様な音楽が共存する皆の韓国のため渾身の力を振り絞って走って行きます。少し見慣れないかもしれませんが、すこしだけ見守って下さればきっと皆さんの心の片隅を占める僕たちを発見できるでしょう。いつどこでも一緒にする公演をたくさん作ります。見守って応援して下さい。
韓国の老若男女を問わず、存在感だけで誰であろうと笑わせる二人の男チョビンとイヒョク、そしてそのNORAZOと共にする5名の男たち。7人の男全ての気運を集め韓国にハッピーウィルスをまき散らすEvolution No.7を応援する。
▲ NORAZO Evolution No.7 ⓒ노라조 프로덕션
万病治療歌のMV
記事原文↓
(日本語訳:花かんざし)
◆単語ノート◆
・첫 단추(チョッタンチュ)…初めのボタン 慣用句:첫 단추를 끼우다(初めのボタンをかける) 첫 단추를 잘못 끼우다(初めのボタンをかけ違える=スタートを間違える) からきているので、スタート、手始め、最初の一手、第一段階などの意味の中からここではファーストステップと訳してみました。
・마음 같아서는(マウム カッタソヌン)…自分の気持ちとしては、本当は
・탐이 나다(タミ ナダ)…欲しい、手に入れたい、欲が出る
・덥썩(トプソク)…덥석 素早くつかんだり噛みついたりする様子 さっと、ぱっと、むんずと、がぶりと 덥석 물다(かぶりつく)
・속주(速奏/ソクチュ)…速弾き
・꼬시다(コシダ)…口説く、説得する
・일사불란(一糸不乱/イルサブルラン)…一糸乱れぬ
メンバー画像素材はNORAZO PRODUCTIONのHPよりお借りしました