インタビューの続きその４、これで最後です。
「スーパーマン」は本当に韓国では誰でも知っている曲のようですね。この前「ブランニュー･コンサート」でも最後に出演者全員で「スーパーマン」と「ガチョウの夢」を歌っていたようですね。
「天下無敵野球団」も見始めるとおもしろいです。チョ･ビン氏上手いです。韓国KBS毎週土曜日の6時半頃からなので「ウギョル」に引き続きついつい見てしまいます。
さらにMBC日曜朝のバラエティ「クルタンジ」でのレギュラー出演がはじまりました。本当に芸達者なチョ・ビン氏、そして意外な一面を見せてくれるイ・ヒョク氏。お二人のこれからに大いに期待しています。
それから「カレー」の後続曲の話も出てきました。個人的に「兄」がとても好きです。これからもたくさんの人にNORAZOの音楽を聞いてもらいたいな。
▼６/２地方選挙時ノラジョの「スーパーマン」大ヒット
―3集「スーパーマン」が先月(6月)の地方選挙候補のキャンペーンソングとして大ヒットしました。例えば「誰か～ソウルを頼むぞ～」のような歌詞に改詞してです。
「首都圏で最も多く出た曲と言いますが、当たっているようです。歌詞が「誰か～」というのが良いじゃないですか。直接歌ったのは24曲くらいです。ところでそれが意外にもお金になりません。法定選挙費用が決まっているのでせっかく受けてみたところ1曲で50万ウォン?知人の中に出馬する人々がいてそれで始めました。」(チョ･ビン)
―ソウルではオ･セフン市長とシム･ウナさんの夫チ･サンウク候補が「スーパーマン」を使いました。
「オ市長は私たちが直接録音までしたのですが、うまくいきました。それなりに私たちだけで自画自賛しました。『聞いていた声がするから当選したのではないですか。さすが声の力～!』こういうことでしょ。私たちが歌ってあげた人々は皆当選したのならいいのですが、実際に50％以上は当選だったようです。」(チョ･ビン)
―チョ･ビン氏はKBS[天下無敵野球団]（天無）の打者で男性ファンが多いです。MLBパークブルペンサイトを見ると「ピ」よりもノラジョの方がより人気があります。野球を元々よくやっていたのですか？
「そうですか？野球はノラジョを始めて芸能人野球チームに入ると同時にまともに始めました。天無の9番目のメンバーを選ぶのに「U-Kiss」のドンホに押されて落ちて、ドンホがしばらく学校に行った間の臨時として入って、3塁打を打って生き残ったのです。安打を打って気分良くお祈りしましたよ。『(神様)どうしてこんなにドラマチックにさせて下さるのでございますか!』」(チョ・ビン)
―天無チームで野球が最も上手い順位をつけたら？
「順位をつけるのは難しくて、Ａ，Ｂで分けるとＡ集団にはジホ（オ･ジホ）、ソンス兄さん（キム･ソンス）、チャンニョル兄さん（キム･チャンニョル）、ハヌル兄さん（イ･ハヌル）、ドンヒ（キム･ドンヒ）。Ｂ集団は私もいてマリオ、ジュン（キム･ジュン）､ドンホもいてだいだいこうです。最近ジュンの打撃感が素晴らしいです。今はホームランを打つに値する人と言えばマリオとジュンだという話も出ます。今の実力で昔負けていた大会に出れば負けないでしょう。だんだん野球選手になるのですよ。いつも車の中に野球のバットを入れて乗っています。」（チョ･ビン）
―「カレー」の後続曲は何ですか？
「しばらくは『カレー』でいって秋になったらロックバラード『兄』や猟奇ソング『黄鳥歌』で行ってみようかと思います。」（チョ･ビン）
―「黄鳥歌」の歌詞に雌雄仲良く遊んでいたウグイスを唐揚げにして食べようと言っていましたが…
「癪に障るほど憎らしいことはさっとはね飛ばしておかなければならないのに！そのラップの歌詞、たくさんの人が笑えると喜んでいらっしゃいます」(チョ･ビン)
▼永遠に面白く楽しい道化役者として…
―4集アルバムの名前のように「換骨奪胎」[*単語11]は成功ですか？
「昔歌わなかったふわふわ柔らかい曲もあるから。換骨奪胎はぱっと変わったという意味もありますが、それよりは武侠誌的な意味で使いました。武林高手（武術の達人）でいくためには主人公が骨と肉を変えて強い体を作るじゃないですか。換骨奪胎したと言って武術ではない他の分野―料理―をするのではないです。前のことを完全に違えた換骨奪胎ではなく以前よりサウンドがもっと激しくなって強くなって豊かになるという意味です。」（チョ･ビン）
―これからどんな歌手として居続けたいですか？
「今の路線『面白くて楽しく』を維持したいです。ただ技法は多彩にするつもりです。単純にダンスにギターだけ載せるのがノラジョの音楽の全部ではないでしょう。いきなりラップが入ってきて、ボサノバが出てくることもあるのですよ。聞いた時歌詞も面白くて気分が良くなる、そんな音楽を続けるつもりです。」（チョ･ビン）
ノラジョは単独コンサート「ザ・ノラジョ・ショー」をさらに拡大した定期ツアーを準備中だ。正確な時期は定まっていなかったが一年に4回ずつ四半期別コンサートで計画している。多様なジャンルの曲をノラジョ式通りに料理して観客と2時間の面白い舞台を展開すると。公演で得た新しいアイディアは「換骨奪胎」するのに活用する予定。これからさらにサンティ(安物らしさ)を出すチュムサウィ(踊り)[*単語12]にさらにパワフルで清涼感のある声を誇る「ニュータイプ」ノラジョに期待してみる。 …終
記事原文はこちら↓
http://news.donga.com/O2/Music/list/3/2003/20100722/30051810/1
◆単語ノート◆
⑪換骨奪胎(환골탈태)…骨を取換え、胎（子宮）を奪う→先人の詩、文章の着想形式を拝借し新味を加えて独自の作品にすること
⑫チュムサウィ(춤사위)…韓国の民族舞踊で踊りの基本になる一定の動作