NORAZOインタビュー記事（君たちにサンティがわかるか？）その２

インタビュー記事その２です。チョ・ビン氏とイ・ヒョク氏、全く違うタイプの二人だからこそ1+1＝∞の魅力がある気がします。

「猟奇的な扮装で話題を集めているメンバーのチョ･ビン(左側)と
雰囲気を担当しているイ･ヒョク　スポーツ東亜資料写真」

 

▼イ･ヒョクは刺青狂、チョ･ビンは内省的な性格から脱皮しようと刺青界に入門

よく見ると二人は凡庸でないさまの刺青を体のあちこちに彫っていた。チョ･ビンは左上腕に聖書の創世記をヘブライ語で入れた。苦難のイエスも彫っていた。イ･ヒョクは右腕にダビデの星、十字架とノラジョ、心頭滅却などの文字を刺青で彫った。首にも火花文様が華麗に彫ってあった。

「私は実際の性格は猟奇的ではありません。天下無敵野球団に出ている静かな私の姿が実際の私と似ています。それで芸能番組に出るとよく悩まされて大変だったんです。『何かきっかけが必要だろう。門を開いて出て行かないと』と思って突破口で刺青をしました。新しく始めるという意味で創世記を彫りました。」(チョ･ビン)

「私はヨハネの黙示録を彫らなければ」(イ･ヒョク)

「だめ。宗教の多様性のため無垢浄光陀羅尼経[*単語5]でぱーっと彫れ」(チョ･ビン)

「私は刺青を５、６歳からしたくてTシャツにも図案を描きました。刺青はチクチク痛いのは痛いですが我慢して当然です。首だけしなければいいのです。首は本当に刀で切る感じなのでヒヤヒヤします。メスで500回削り取るようです。」(イ･ヒョク)

―今もアイラインを引いていらっしゃいますが、眉、アイラインの刺青は考えてないのですか？

「私の知人男性の妹がそれをしたら化粧しなくても目元が涼しくなったと勧誘していたんです。痛くないですか？」(チョ･ビン)

―痛くないのですが目をパチパチできないから拷問です。

「下手をするとキム・ボンナム先生（アンドレ･キム）のように度を越して見えるので私は別に…」(イ･ヒョク)

―ミュージックビデオの「カレー」をオットゥギで協賛したという説があります。

「それは違います。どうか関心を持ってください。」(チョ･ビン)

―カレー広告は入ってこないのですか？

「話は来たりしていますが確実に話せる段階ではないです。笑えるカレー広告を悩むだけのようです。」（チョ･ビン）

―歌詞が面白いです。曲は「一回のcueで一気に」全て書いたという感じ？

「作業した『dk』[*単語6]という人は別に歌手活動をしたりしています。元々は抒情的で悲しい歌詞を書く人なのですが、逸脱したくなる時には私たちを訪ねます。『スーパーマン』も彼ですよ。すべての年齢層が聞いても笑えて拒否感のない歌詞を上手に書きます」(チョ･ビン)

―ダンスも素晴らしいです。ポイントが気になります。

「基本的にインドの感じを出すように腕をガンダーラスタイルにして足はちょっと弾むようにしてリフレインに手を左下2回、右下2回振ります。興に乗れば腕を振って大げさに踊って、そうダンスというよりはきまり悪い律動でしょうか。難しくないです。私が踊れるのなら視聴者もみんな踊れます。私の体はそのまま視聴者の体だと見ればいいです。」(チョ・ビン)

―チョ･ビン氏がダンスしている時イ･ヒョク氏はギターを弾いてじっとしていますがどうしてそうなのですか？

「一人は愉快でもう一人は寡黙で真面目なのが我々のコンセプトです。ヒョクは昔b-boyもしていました。運動音痴[*単語7]ではありません。ただ激しい動作は上手なのですが「カチャカチャ」合う味が出なくて…そのかわり公演の時は時々ダンスをします。」（チョ･ビン）…つづく

◆単語ノート◆
⑤無垢浄光陀羅尼経（무구정광다라니경/ムグジョングァンダラニギョン）…仏国寺釈迦塔で発見された世界最古の木版印刷物で国宝の「無垢浄光大陀羅尼経」のことでしょうか？
⑥ｄｋ氏…韓国のK-POPグループ「delight」のメンバーであり、音楽プロデューサーとして「カレー」「スーパーマン」「サバ」などノラジョの曲を多数手がけている。
⑦モムチ(몸치）…運動音痴、特にダンスが下手なこと

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