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チョビン インタビュー「面白く壊れるように神様にお祈りします」 [NORAZO インタビュー記事 2010]

韓国にはPBC(平和放送)というカトリック系の放送局があります。ここでテレビやラジオの放送、さらに新聞発行もしているようです。韓国ではキリスト教をはじめ信仰を持っている人が日本よりも多いようですが、NORAZOのチョビン氏も実はカトリックの信者でした。

先日このPBCの平和新聞にインタビューが出ていましたのでご紹介いたします。私がNORAZOに関心を持ち始めたのが最近だからか、私の中でのチョビン氏のイメージは「とても真面目な人」なんです。これからも還暦を過ぎてもずっと人々に楽しさを伝える宣教師のような歌手であってほしいです。

PBC(平和放送)>平和新聞>文化出版>一般記事
2010. 10. 10発行 [1087]

「インタビュー」男性2人組ノラジョのチョビン
「面白く壊れるように神様にお祈りします」

「カリカリチキンカレーも/忙しければレトルトカレーも/Oh  Thank you Thank you/
シャンティ シャンティ カレー カレーよ/本当に良い a real 良い~♬」

最近男性2人組ノラジョ(チョビン、イヒョク)が発売した4集「換骨奪胎」に収録された歌「カレー」を聞いていたら流行語で爆笑するだろう。

空前のヒット曲「スーパーマン」と「サバ」に続き「カレー」でホームラン三連打を飛ばしているノラジョは大衆に独特な歌詞と軽快なメロディで人気を集めている。特に三角おにぎり頭のような滑稽な扮装でより大きな笑いをプレゼントしているチョビン(本名:チョ・ヒョンジュン〈霊名ペトロ〉、満36歳、ソウル馬川洞本堂〈所属教会〉)は老若男女を問わず人気がある。

京畿道一山のMBCドリームセンターで会ったチョビンは舞台の上での猟奇的(?)姿と違い自身の人生と信仰、そして音楽に対し真摯に打ち明けた。

「多くの方が私が教会に通っていると言うと意外だという反応を示されます。こう見えても小学3年生の時に洗礼を受け、神父様になることを夢見ていた予備神学生でした。似合わないでしょ?(笑い) ほとんど教会で暮らしていたようでした。最近会う友達も大部分教会の友達です。」

彼は現在享受している人気と成功をすべて主に捧げた。屋根裏部屋を転々としながら辛く過ごしていた長い無名時代、一寸先も見えない音楽を諦めてもやりたかった彼を耐えるようにしてくれたのは他でもない信仰だったからだ。

除隊後知人が経営する飲み屋でアルバイトをしながら生計を繋いでいた彼は2001TGSという3人組のアンダーグラウンドバンドで活動しながら本格的に「芸人」の道を歩き始めた。

「当時はとても心細かったです。恥をかえりみずやたらに神様にすがりました。あまり行っていなかった教会の門を再び叩きました。罪深くて気がとがめましたがどうしようもありませんでした。これほどまでに切実に歌いたい私の気持ちを神様がご存じならば聞き入れて下さるだろうと固く信じましたよ。」

彼は毎日早朝のミサに参列して気持ちを引き締めた。彼の切実な祈りを主は聞き入れて下さったのだろうか。チョビンは「まっすぐに神様にゆだねた瞬間、心配と焦りが消えて次第に良い方向へ物事が解け始めました」と当時を回想した。

偶然のきっかけでやってきた企画会社のオーディションに合格して2005年ノラジョとしてデビューしたチョビン。デビューをしても3年という長い時間を耐えた末に「スーパーマン」で大衆の呼応を得た。

「面白くて、愉快で、元気が出る歌を歌うことが私の信条であり、ノラジョの目標です。現実で疲れて寂しい人々すべてが私たちの音楽を聞いて、笑いを見つけるようにと願う心でステージに立ちます。」

このためふつうの歌手なら躊躇いそうな舞台も選り好みしない。鷺梁津水産市場で裸足で走り回りながら歌を歌ったり、屋外プールで海女の扮装をしたまま汗をだらだら流してダンスをする姿に視聴者たちは熱狂した。

「もともと私の性格がブラウン管に映る姿のように活発ではありません。むしろ内省的でしょう。ステージに上がる前にお祈りをしてはじめて心が落ち着きます。『神様、今日も面白く壊れるように助けて下さい』と祈って出ると、いつそう言ったっけというような熱情的な公演になりましたよ。大きな恩恵でしょ。」

チョビンはユーモアと実力という二兎を一度に捕まえることを目標に楽しく走っていきたいと話した。

「歌はノラジョが人々を楽しくさせる最大の武器です。そして歌を作る部分は本当に多くの情熱を注いで、歌の練習も怠らないでいます。おもしろくて楽しいチームを目標にしていますが、歌手なので歌が最も重要だということはいつも忘れていません。実力があってこそ舞台をより愉快にさせることができるのだということもよくわかっています。」

チョビンは「少なくとも60歳までは歌を歌いながら多くの人々と喜びを分かち合いたい」と言いながら「神様がご覧になるのにふさわしい歌手として、信仰人として生きることができるようますます一生懸命歌いたい」と明るく笑った。

イ・ソヨン記者

チョビンの信仰インタビュー記事.jpg
▼真摯にインタビューを終えたノラジョのチョビン。
カメラに近づくとすぐに自由自在にコミカルなポーズをとる彼に感嘆せざるを得ない

記事原文はこちら↓

http://web.pbc.co.kr/CMS/newspaper/view_body.php?cid=352464&path=201010


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