NORAZO4集アルバムの中の4番目の曲「黄鳥歌」をご紹介いたします。このタイトルから韓国の有名な古典詩歌を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
古典の「黄鳥歌」は高句麗の瑠璃王(朱蒙の息子)が作った現在に伝わる韓国最古の叙情詩だそうです。最近では韓国ドラマ「風の国」の中でも歌われたようです。ちなみに黄鳥とはウグイスのことです。

 「黄鳥歌」作者:瑠璃王(第二代高句麗王)
 翩翩黄鳥 (翩翩たる黄鳥は)
 雌雄相依 (雌雄相依れども)
 念我之独 (身の独りたるを思う)
 誰其与帰 (誰と共にか帰らん)
     「漢詩と訳は『韓国の文化』(ハンセボン)145より」


韓国語だと…
翩翩黃 (편편황조)  펄펄 나는 꾀꼬리는 ふわふわと飛ぶあのうぐいすは
雌雄相依
(자웅상의)  암수가 서로 노니는데 雌雄が互いに戯れているのに
念我之獨
(염아지독)  외로울 이내 몸은 孤独な私のこの身体は
誰其與歸
(수기여귀)  뉘와 함께 돌아갈꼬 誰と一緒に帰るのか

この歌が
NORAZOの手にかかって換骨奪胎すると…どうなったのでしょうか?