【Once More】スイーツ・シンフォニーfeat.ベートーベン・ウィルス

先日、またまた「ベバ」の期間限定コラボスィーツを味わうために自由が丘へ行きました。この日も朝から雨だなあと思っていましたが、幸い出かけるころには雨も上がってきました。それもそのはず、今日は心強く頼もしい「晴れ女」のSAMTA さんとご一緒だったのでした。

SAMTAさんはブログ「항아리-hangari」のオーナーさんで私にとっては韓国語勉強の大先輩。今回初めて実際にお会いしましたが、共通の話題があるせいか初めてという感覚が全くなくて不思議な感じでした。
一人だと駅から店までちょっと遠いなと感じた道も二人で話しながらだとあっという間でした。

◆前回（9/30）に訪れた時の記事はこちらです。

10月なので園内は「ハロウィーン」の飾りもたくさんありました。「ベバ」のスィーツは全部で8種類。そのうち7種類は2階の「スィーツの森ゾーン」にありますが1種類だけ3階にあるということなので、まずはそちらのお店を目指しました。

こちらの「プラチノ自由が丘テラス」さんにあるはずなのですが、残念ながらこの日はスィーツが出ていませんでした＞＜

気を取り直して「スィーツの森ゾーン」へ。

まずは今の季節らしい栗を使ったスィーツに挑戦。

アローツリー

「秋のマロンブリュレ～きらきら星変奏曲～」680円

栗も大好き、ブリュレも大好きな私なので、前から気になっていたスィーツです。見た目の可愛らしさも気に入りました。トッピングのト音記号と八分音符はクッキーというよりもシュー生地のような柔らかさでした。五線譜に見立てた3本のチョコの曲線も凝ってます。下の方にあるブリュレのなめらかな舌触りと贅沢にたくさん積み重ねてある栗の甘さが美味でした～。

このスィーツのモチーフはモーツァルト「きらきら星変奏曲」だそうです。
ドラマ第5話、ルミたちのオケの初めての公演は本番に至るまでも様々な出来事がありましたが、公演が始まっても様々な問題が未解決のままという緊張感にもかかわらず、指揮者カン･マエの落ち着きぶりになぜか安心していた演奏会でした。

カン・マエの子供たちに対する決して優しくない、むしろ恐怖感をあおるような説明もカン･マエらしくてGood!　その後の「ブラヴォー」「ブラヴィー」の説明は大人でも間違えている人が多いので勉強になりましたね！

さて、次は冷たいスィーツにしてみました。

ミキシンミクスリーム

こちらは注文を受けてから目の前でコネコネして作って下さるスィーツです。よく見たら上の方にあるモニター画面に映し出されていましたが、気が付いた時にはもう完成していました。

「コンチェルト～パヴァーヌ～」500円

アイスにチョコやゼリーやナッツが混ぜ込んであって複雑な味わいと触感のひんやりスィーツでした。一見小さいので少ないように思いますがけっこうボリュームがありました。

こちらのスィーツのモチーフはフォーレの「パヴァ―ヌ」だそうです。ドラマ第15話の初めの方、師弟関係のぶつかり合いが激しい頃の曲ですね。カン・マエからすると感性で曲の解釈をしてしまうゴヌが危なっかしくて仕方ないようで、でも素直でない性格の上にルミのこともあってゴヌとはギクシャクした関係になっていましたね。ゴヌの音楽性…。審査員の評価も高く、投資するという人物も現れる位なので、何かきらりと光るものがあるのでしょうね。

さて、次は見るからにボリューム満点のクレープに挑戦しました。

メルシークレープ

「音楽の森～ネッラ・ファンタジア～」880円

チョコクリームのクレープの上に粉砂糖のピアノの鍵盤が浮き出ているはずですが、ちょっと溶けたようです。そしてアイスクリームとフルーツサラダが添えてありました。なんだかステーキのようです。クレープの中身はチョコの他にベリークリームも入っていました。

このスィーツのモチーフは「ネラ・ファンタジア」だそうです。ドラマ第3話、カン・マエのリードによって皆が「幻想の平原」で演奏した「ガブリエルのオーボエ」のシーンをイメージして作られたようです。

皆を「幻想の平原」へ導いたカン・マエの台詞

ヌッキョジセヨ　ヨギヌン　サラメ　テガ　ムッチ　アヌン　セロウン　セゲイムニダ
느껴지세요? 여기는 사람의 때가 묻지 않은 새로운 세계입니다.
感じますか？ここは人の手垢がついていない新しい世界です。

ネルラ　ファンタジアエ　セゲエ　オシン　ゴル　ファニョンハムニダ
넬라 판타지아의 세계에 오신 걸 환영합니다.
ネラ・ファンタジアの世界へお越しになったことを歓迎します。

この時の撮影秘話や曲について以前訳していた記事がありますのでご興味のある方はこちらもご覧ください。

さて、スィーツですがさすがにもうお腹がいっぱいでこれ以上いくら頑張っても無理だったので4つ目は持ち帰ることにしました。

イリナ

それがこちら紅茶のロールケーキです。

「紅茶ロール～わが生涯～」980円

写真で見た時はこれ1本全部を一人では食べられないだろうと思っていましたが、実は直径４㎝の小さなロールケーキでした。こちらはロールケーキの専門店で、ミニロールをブロックのように積み重ねたロールタワーもありました。紅茶のロールケーキは細かく砕いた茶葉を練りこんだスポンジで紅茶クリームを巻き、表面にはストライプ模様になっています。ロールケーキなので重いかと思いましたがあっさりと上品な甘さでした。

こちらのスィーツのモチーフはスメタナ弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」だそうです。聴力を失うことになるルミにカン・マエがこの曲のCDを渡します。

クゴルロ　ポティョヴァ　ホンジャソ
그걸로 버텨봐. ...혼자서
それで耐えてみろ　独りで

カン・マエの前では笑顔を見せていたルミですが、自分の部屋でこの曲をヴァイオリンで弾きながら一人で涙を流していましたね。私も胸が痛かったです。。。

そしてその後カン・マエは愛する弟子のゴヌとも別れます。
その時の台詞。

トッケジョ　クゲ　ネガ　ノハンテ　ヘジュルスインヌン　マジマク　チュンゴヤ
독해져. 그게 내가 너한테 해줄 수 있는 마지막 충고야.
過激になれ。それが私がお前に言ってやれる最後の忠告だ。

ゴヌもまた自分の部屋で泣いていました＞＜
とにかくベバの第１５話は凄い回ですね。

「自由が丘スィーツフォレストさん」のお蔭で今回もベバにどっぷりと浸ることができました。ご一緒して下さったSAMTAさんにも感謝です。実際には上の記事に書いたようなスィーツ関連とは全然違う話ばかりしてましたが、話題が尽きなくて本当に楽しかったです。またご一緒させてくださいね～～。

この限定コラボスィーツは11/３までですよ～。
また10/23の茶話会の方は定員に達したようですが、ミニコンサートなら楽しめるのではないでしょうか。どうぞお近くの方は一度お出かけになってみてくださいね。

自由が丘スィーツフォレストさんのHPはこちらです↓

http://www.sweets-forest.com/index2.php