<伝説の野生馬を探して>NORAZO「野生馬」番外編

NORAZOの新曲「野生馬」はMVと合わせてドキュメンタリー映像も公開されています。
『伝説の野生馬を探して』とタイトルで厩務員、サーカス団員、空間デザイナー、皮膚科医の証言を基に野生馬の足跡をたどるという構成になっています。

拙い訳ですが動画の日本語訳をご紹介しますね～。ちなみに私は英語がさっぱりなので英語ナレーションの部分は画面に表示されている韓国語字幕の訳でご紹介しています。
　　

   
   

このドキュメンタリーは伝説の「野生馬」の野性と友情に関する物語だ
 

私たちは伝説の中の野生馬の痕跡を探すため
野生馬を直接飼っていた厩務員の元を訪ねた
※英語ナレーション　Good Morning Pops イ･グンチョル氏
　　

◆ワン･ユンジェ氏の証言◆
＜チョビン馬、イヒョク馬の馬匹管理(馬の世話、体調管理など)及び乗馬教官＞

『私の記憶では二頭ともとても優れた馬でした
どこへ行くのもいつも一緒に動いていたし、お互いに献身的でした
イヒョク馬はサイとホック(飛節:後ろ足のかかと)が本当に素晴らしかったです
あ、サイは歌手のPSYではなく太もものthighのことです
シャウトがどんなに高音だったか　
再びあのような馬に出会えるのだろうか残念に思うばかりです

チョビン馬は何といおうか．．．
馬であるにもかかわらず 犬足ダンスを楽しんで踊っていました
外見にとても気をつかっていたようです
そして笑みの本当に多い馬でしたよ』
 

我々は伝説の野生馬の痕跡を探すため
ドンチュンサーカス団に向かった

◇ドンチュンサーカス団◇
1925年　ドンチュン パク・ドンス氏によって創設されたサーカス団体
ペ･サムニョン、イ･ジュイルなど傑出したスターを多く輩出した伝統あるサーカス
 

ドンチュンサーカスは伝説の野生馬を受け入れて
本格的な野生馬ショーを始めた
とてつもない人気と同時に済州島に常設公演場を設けるようになった
二頭の野生馬は角砂糖一つも
正確に半分に分けあって食べるほど深い友情を誇っていた
  

そんな二頭の間に
一体どんな事件があって
あんな風に離れたのか
  

◆サーカス団員の証言１◆
＜ドンチュンサーカス空中曲芸師＞

『チョビン馬は華やかなイヒョク馬とは違って外見がとても平凡でした
それでたてがみを三角おにぎりの形にしたり、すっかり金色に染めたりして
皆びっくりしたこともありましたよ
また、突然たてがみを剃り落したりなど
突発的な行動で自身の野性を現したのでしょう
は～人気とは何か　本当にそんな時は心が痛みます』

昨年の夏、野性に打ち勝てなかったチョビン馬が
ドンチュンサーカス団の檻を抜け脱走する事件が発生した
　　

◆サーカス団員の証言２◆
＜空中曲芸師＞

『チョビン馬の人気とは何なのか
率直に言うとイヒョク馬へのねたみだったと思います
それから野性を失って大衆的人気に便乗している
イヒョク馬に対する寂しさもあったことでしょう』
 

いったい野生馬はどんな環境で生活してきたのだろうか
野生馬が生活してきた環境は馬の野性にどんな影響を与えたのだろうか
そんな野生馬の生活空間をデザインした空間デザイナーの元を訪ねた
 

◆カン･ミング氏の証言◆
＜KI Design Lab所長＞

『空間をデザインすることは暮らしを付与ことです
多様な馬のライフスタイルに合わせてコミュニケーションが可能な
空間をデザインしたくてそうしました』

◆イム･ギョンテ氏の証言◆
＜KI Design Lab室長＞

『チョビン馬とイヒョク馬の馬部屋は
人間と馬のコラボレーションです』
 

所長の話
『アーバンスタイルとシティライフの調和だといえるのではないでしょうか
私たちのコンセプトは水の漏れる隙間もありません』

室長
『パーフェクト！』

ドンチュンサーカス団からの脱走事件
この事件でチョビン馬は自由と平和の象徴として
イヒョク馬の人気を脅かすようになったのだ

脱走したチョビン馬...どこへ行ったのか？

それだけでなく彼の捕獲に反対する街頭デモが
あちこちで行われチョビン馬の脱走事件は全世界の注目を集めるようになった

◆ファン･イェナさん(大学生)の証言◆
＜チョビン馬捕獲禁止市民連帯＞

『最初はイヒョク馬がカッコいいから好きでしたが、
自由を探しに行ったチョビン馬を見たらとっても素敵なんです
チョビン馬が絶対に捕まってほしくないです！
チョビン馬ファイティン！』

新聞記事
NORAZO NEWS
「今だから言える、僕は野生馬だ！」
街頭で市民連帯に出会うとサイン提供などパフォーマンス活発

ネットを通じてチョビン馬についての情報が
絶えず上がっていたが
警察の捕獲作戦は水の泡に帰した

◆イ･ジェヒ(警監)氏の証言◆
＜瑞草地区隊長＞

『あ～本当に速いです　とても捕まえられません　野生馬そのものです

 

あ～もう～クッキーマンまで走ったりしちゃって～

あ、失礼しました
とにかくチョビン馬を迅速に柵の中に戻すよう
全ての警察力を集中させるように致します』 

　
チョビン馬が全てのイシュー(話題)の中心になると
イヒョク馬は心理的な恐怖状態。いわゆるメンタル崩壊に陥る
心理的ストレスから皮膚のトラブルに悩まされるように
　　

◆イ･ヒョクジン(皮膚科専門医)氏の証言◆
＜延世ホームズ皮膚科＞

『激しいストレスのせいで深刻な各種の皮膚疾患が生じたケースです
飼育された馬が柵を越え理想郷に憧れるのは一般的現象ですが
野性を押し殺しながらストレスを受け皮膚疾患が生じたという
今回のケースは皮膚科学的に見ても相当に珍しく興味深いケースです』

このことがあってから
イヒョク馬は二度と高音を出すことはなかったという

イヒョク馬は本当にチョビン馬に対して嫉妬やねたみのせいで
高音をあきらめたのだろうか

それとも彼の中で何か新しい変化が起こり始めたのだろうか

そしてイヒョク馬は今どこにいるのだろうか

◆サーカス団員の証言３◆
＜ジャグリング曲芸師＞
　

『イヒョク馬を起こすために朝　動物宿舎に行ったのですが
チョビン馬が残した手紙だけだったのです
その手紙にはこう書かれてありました
野性を失うな!  野生will never die! 』
 

警察の包囲網をかいくぐり　チョビン馬が残した手紙
この一通の手紙は抑えてきたイヒョク馬の野性を取り戻させた

馬は走らなければならなかったのだ
彼らは今野生を走っている
走ってこそ生きられる存在
人々はそれを野生馬と呼ぶ


◆参考◆再生回数がとんでもないことになっているNORAZOの新曲「野生馬」MV↓

野生馬歌詞訳はこちら↓
http://papercascade206.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17

タグ：NORAZO ノラジョ 野生馬

コメント 8

コメントの受付は締め切りました

こんにちは。初めて書き込みします。
このドキュメンタリー、ものすごく気になっていて、大体のイメージはつかめたのですが、細かいニュアンスがわからなくて、歯がゆく思っていたところ、こちらで詳しく知ることができ、ホッとしています！
ありがとうございます。(^｡^)
彼らの歌は、単純な面白おかしさだけでなく、深い意味を持っている所も魅力ですよね。
大阪ライブは迷った末、野生馬での彼らの心意気を感じて4回出席することにしました。久しぶりに彼らに会えるのを楽しみにしています。
by くろひょう (2013-11-23 15:18) 

くろひょうさん、はじめまして^^
サークルのご訪問とコメントありがとうございます。
お名前は以前からNORAZO関係でお見かけしていましたよ^^

今回のドキュメンタリー、私も最初はよくわからずにいましたが、
内容が気になったので何度も聞取りを繰り返してなんとか完成させました。
一応韓国の方にもチェックしていただきました^^

くろひょうさんがおっしゃるとおり
彼らの独特のキャラクターは単なる思い付きで面白くやってみたのではなく
深い思考の中で計算されたパフォーマンスだと分かった時に魅力を感じますね~
もちろん、その場を一瞬で明るく楽しくするハッピーウィルス的な面も
他のアーティストにはないパワーがあって。
良さが分かると虜になりますね~

大阪ライブに4回ともご参加なんですね～^^素晴らしい~~
公演後に握手会やサイン会もあるそうですし公演中にはフォトタイムもあるとか！

野生馬のように走り続ける(もしくは飛び跳ね続ける)ライブになるのかしら。
スタンディングですし体力勝負になりそうですね^^

by 花かんざし (2013-11-23 18:34) 

花かんざしさん、お久しぶりです＾＾
日本語訳ありがとうございました！
訳がわかってなお一層「野生馬」を楽しんでいます♪

by kero (2013-12-01 20:10) 

keroさん、こんにちは！
お久しぶりです～^^コメントありがとうございます♪♪

野生馬ドキュメンタリー　これも爆笑ですね～^^

馬なのに犬足ダンスを好むとか
角砂糖をきっちり半分に分けるとか
たてがみを三角おにぎりや金髪に
最初はイヒョク馬だったのに今はチョビン馬などなど
細かい部分も一人でウケてます～～

これを見るとMVがより楽しめますね~♪

by 花かんざし (2013-12-03 13:06) 

こんにちは。
いつもたくさんの情報をありがとうございます。
先日録画しておいた不朽・・を見ていたら、ものすごいパワー溢れるステージと歌唱力で、NORAZOの方が優勝されていました。（詳しくわからなくて、こんな書き方でスミマセン）
なんか圧倒されてしまって。
今まで聴いたことがなかったんですがすぐに頭に浮かんだのは、花かんざしさんのことでした。
もしよろしければ彼らのお薦めのアルバムなどあリましたら、教えていただけませんか？聴いてみたくなりました！！
よろしくお願いします。

by sabitto (2014-01-13 11:07) 

sabittoさん、
こちらにもありがとうございます～^^

不朽の名曲のDJDOC編をご覧になったのですね!!
NORAZOのパワフルなステージが衝撃的だったようで～^^
このブログでも紹介してますので～^^↓
http://papercascade206.blog.so-net.ne.jp/2013-08-09

NORAZOのCDアルバムは正規が5集まで発売されていますが、
韓国のCDはすぐに廃盤になってしまうので、
見つけた時に買っておかないと後で後悔することが多いです～。

お勧めは全部ですので～～！
一曲選べと言われるのが一番難しい質問です。
楽しい曲も、素敵なバラードも、ロックな曲も！
ちなみにこのページでご紹介したのが最新曲になります～
iTunesにはデジタルシングル曲も色々出てますよ~

by 花かんざし (2014-01-15 16:11) 

えっと、もしかして私の書いたのは違う回かもしれません。
イヒョクさんが優勝した、男性ボーカルの特集でした。
いつもと違うノラジョを見せるなどと字幕に書いてあったので、
いつもはあんな感じでは無いようですね。
楽しい歌が多いって楽屋の皆が話していたような・・。
ほんとに素敵でした！！
口元の傷が気にはなりましたが(≧∇≦)/
by sabitto (2014-01-22 23:34) 

sabittoさん、こんにちは！
コメントありがとうございます～^^

私、勘違いしていたようですね！
最近KNTVでも不朽の名曲の放送が始まったことを失念してました~~
この回ですね↓
http://papercascade206.blog.so-net.ne.jp/2011-07-26-1

口元に吹き出物が出来るほどのプレッシャーの中で勝ち取ったこの時の優勝は不朽の名曲の伝説の一つになっていますよ~^^
ついこの前に見てきた大阪ライブでもこの曲を歌ってくれました~♪

by 花かんざし (2014-01-23 12:32)