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ホン姉妹作家インタビュー記事より その1 [【韓国ドラマ】美男(イケメン)ですね]

韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」の放送終了後しばらく経った昨年の1214日に出た記事を訳してみました。この記事はいつもよくお越し頂いている真琴さんから教えていただきました。真琴さんありがとうございます^^
辞書を片手にひとつずつ訳していったのですが、内容が面白くて、この先の続きも気になって、やりかけたら止まらないくらいに楽しい作業になりました。

ところで、皆さんはマンガやアニメで「キャンディ・キャンディ」をご覧になったことはありますか。私は小学校の頃に読んでいましたが、韓国でもこのマンガはとても人気だったようですね。

テリィ(テリュース)のことを韓国語で
테리우스テリウス)と言いますが、韓国でテリウスとは長髪の憂いをおびた美男子の代名詞らしいですよ。記事の中には他にもアンソニーやイライザといった人物名も出て、ホン姉妹も大好きなマンガだったようです。

さて、このマンガと「美男(イケメン)ですね」の関係は??
原文は文体が「である調」で書かれていますが、インタビューなので「です、ます調」で書きました。また記事が長いので何回かに分けてUPしたいと思います。

ホン姉妹「ミナムは元々傭兵出身や比丘尼だった」
記事入力:2009.12.14  文:チェ・ジウン、写真:チェ・ギウォン、編集:イ・ジヘ

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先月1126日幕を下ろしたSBS「美男(イケメン)ですね」(以下美男)は夢であることを知りつつも目覚めたくない楽しい夢のようなドラマだった。

女子修道院で育った無公害な少女コ・ミニョ(パク・シネ)が、双子の兄コ・ミナム(パク・シネ)の代わりに国内最高のアイドルグループA.N.JELLのメンバーとして加わり、他の3人のメンバーの愛を一身に受けるという内容の「話しにもならない」ファンタジーは、ホン・ジョンウン、ホン・ミラン姉妹作家「ホン姉妹」の手を経て「話しになることもありのような」ドラマとして誕生して、若い視聴者たちに愛されながらWeb上で特に爆発的な人気を集めた。

放送が終わった後にも歌謡番組を見るだけで自動的にA.N.JELLの舞台を思い浮かべるファン達のために、最近「美男」の台湾放送及び、アジアプロモーションと関連して台湾に行ってきたホン姉妹に会い、「美男」に対する長い対談をした。

⑩前作だったKBS「快刀洪吉童」(以下洪吉童)に比べ、「美男」は明るくコミカルだった初期作の雰囲気を思い出させるような作品でした。最初の企画はどこから出発しましたか

ホン・ジョンウン:「洪吉童」がかなり憂鬱だったので次はとても軽くて爽やかな物語、無条件にきれいな子が出てくる物語にしたかったのです。Mnet「花美男アロンサテ」のような番組を見ながら、また芸能へ戻って来てあんな事を作れたら良いなあと考えたりしました。きれいでかわいい子達が「お姉さん、お姉さん」と呼ぶところで仕事をしてみたら気分が良くなるので(笑)けれども食べて暮らすなら、やはり私たちはまだドラマだという気がしてすぐ企画に入りました。

ホン・ミラン:昨年の夏に企画案が出ましたが姉に赤ちゃんができて、本格的な作業は出産後へ持ち越されました。私たちの作品はいつも冬にばかり放送されるので、今回は夏にしたかったのに少し後れることになりました。

『チャン・グンソクはファン・テギョンを表現する俳優の中の第1位』

KBS「快傑春香」、SBS「マイガール」、MBC「ファンタスティック・カップル」など、今までの作品は大概、男女の主人公を中心にしたロマンティック・コメディでしたが「美男」では「イケメン」と言うコードを中心に据えながらロマンスの構図も変化しました。

ホン・ミラン:「キャンディ・キャンディ」のような少女マンガがしたかったのです。学園モノだとしても成長する話ではなく、「キャンディ・キャンディ」に出てくるセント・ポール学院のようなもの。

ところで、ある日ダウムのテレビ掲示板を見ていたら、某アイドルグループのコーディネーターがファン達に悪口を言われていました。子供っぽくてかわいい顔していると。「あんた兄さんと親しいの?」と言いながら。それを見て「兄さんたち」の中に女の子がいるのが面白そうでした。けれどもコーディの設定はとても平凡で、やはりなんだかんだ言っても「兄さんたち」と同じ活動をするのが面白いようなので、男装女で登場するようにしようと言いました。

ミナム(パク・シネ)は元々外国で暮らしていた子でA.N.JELLとの始めての出会いも外国でなされるようにしようとしましたが制作費の問題で諦めました(笑)けれどもミナムがA.N.JELL に関してよく知らずに生きていなければならなかったので、どこか別の世界からやって来るようにする必要がありましたが、その中の一つでミナムが傭兵出身というアイディアもありました。そうなればキャラクターがG.I.ジョーのように厳しくて恐ろしくなったことでしょう(笑)

ところで、どうしてもロマンスをくすぐったい感じにするなら、女の子は少し頼りないのがいいでしょうから修道院出身にすることにしました。


ホン・ジョンウン:「美男」の企画をする前に私が比丘尼だけいらっしゃるお寺でひと月くらい暮らしたのですが、この方々は本当に純粋で面白いです。年齢が四、五十になられる方々に私が「スズメシリーズ」のようなことをして差し上げると、この世で一番面白い話ですねと、どうしてそんなに面白い話をご存知なのですかと反応なさるほど清らかでいらっしゃいます。ところでミナムを比丘尼にすると髪がそんなにすぐに伸びないですから(笑

つづく

原文はこちら↓http://10.asiae.co.kr/Articles/new_view.htm?sec=news13&a_id=2009121407585770473

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ottokajo

こんにちは。はじめまして。
イケメンですね、快刀ホン・ギルドン、をみていたら、この2つの脚本家の方が同じと知りました。ホン姉妹のことを検索するうちにこちらのページにたどり着きました。

とっても興味深く、私のブログでも紹介させていただけたらと思い、コメントさせていただきました。

by ottokajo (2010-08-01 16:11) 

花かんざし

ottokajo様、はじめまして。
コメントありがとうございます♪

ホン姉妹の作品はどれも楽しいものばかりですね♪
話がちょっとそれますが、8/11からはいよいよホン姉妹の新ドラマ「僕の彼女は九尾狐」がスタートするので楽しみです。

グンソク君も出演作によって印象が違いますね~
私はチャンフィがお気に入りでした。素敵すぎです~~。

ブログの紹介どうぞ~♪
「イケメンですね」については他にもっと詳しいブログが数多くある中、私のブログを選んでくださって本当にありがとうございます!

by 花かんざし (2010-08-01 22:14) 

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