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ホン姉妹作家インタビュー記事より その2 [【韓国ドラマ】美男(イケメン)ですね]

最初にこのドラマを見始めた時、女の子が男のふりをしていく展開に韓国ドラマ「コーヒープリンス1号店」と似ていると思いました。でも、「コヒプリ」を見ていた時、どうして女だと気がつかないかなあ~と実はイライラしてたんですよ。それでこの「美男(イケメン)ですね」も同じ路線なのかと思っていましたが、いきなり第2話で、まず初めにシヌがミナムを抱きとめた時に、続いてテギョンもビデオチャットの映像で女であることを知りました。それでここからどうなるの?と本当に気になって、3話4話と見ることにしました。

このドラマではパロディも多くていつも爆笑していました。こんなに笑えるドラマってやっぱり楽しくて。そしていつも思いがけない展開を見せてくれるホン姉妹の脚本の上手さに脱帽していました。

グンソク君は私のオススメドラマの一つ「快刀洪吉童」にも出演していましたね。以前番組公式サイトにホン姉妹のコメントが寄せられたことがありましたが、その中で「私たちはチャン・グンソク氏専門担当作家になろうかとも考えてみましたが許してくださらないようなので話も切り出せません。いつも志操のあるファンの心で応援します!」という文がありましたよ。

本当に若いのに実力のある俳優さんですね~~。「洪吉童」でのチャンフィも素敵でした。いつもチャンフィが涙を流す度に「公子(コンジャ~)!!」と叫んでいました。ゴヌ役もよかったですし、でもゴヌ以上にこのテギョン役がぴったりでした。

さて、インタビューの続きです。

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『ドラマで必ずメッセージを伝えなければならないのですか』
ホン・ジョンウン作家

⑩正体が明かされることが劇のクライマックスになる他の男装女性ストーリーとは違って、「美男」は劇の序盤にミナムが女だという事実をすぐに明らかにして始めます。何故そのような選択をしたのですか。

ホン・ミラン:私たちは男装女性の話をやりたかったのではなく、この女の子が「兄さん達」と一緒に暮らさなければならない「フルハウス」のような契約結婚のようなことをすることができないので、一緒に活動するようになるというきっかけを作ってやらなければなりませんでした。初めからミナムの正体をばらすので、全国民の前で女であることを明かしたりする状況でいく考えはありませんでした。

双子という設定もこの子がすり替わるようになって抜け出る穴を作るために置いたのです。そしてテギョン(チャン・グンソク)とミナムはその秘密を打ち明けて共有し、シヌ(チョン・ヨンファ)は知らないフリをして、ジェルミ(イ・ホンギ)は初めから知らないことにして、それぞれ違う色の恋愛をお見せしようとしました。


ホン・ジョンウン:ミナムが女であることが明かされるところに対する緊張感をさっと入れたかったのですが、男装女性のコードが大きく使われませんでした。実はシネも男のように見えるスタイルではなく、性格も女らしいために12話では「男装女性にふさわしくない」という話もありましたが、私たちは初めからミナムが女だということをすぐに明らかにするつもりだから、わざと男のように見えなくてもいいと言いました。

ホン・ミラン:それからミナムが自身を隠すことが一種の「詐欺」なので、実はミナムは公式的には活動を一回もしていませんでした。A.N.JELLがアルバム5集を出して6集の準備をしながら休む期間が背景なので、
途中にアジア・フェスティバルのステージに一度立ち、ミナムがシングルを出すためミュージック・ビデオを撮ったことの他にはテレビやラジオの出演を一度もしたことがありません(笑)

⑩既存A.N.JELLメンバーのキャラクター構成は、実際にアイドルグループを構成する時にイメージがかち合わないように作る時のように重要だったようですが、どうやって組みあわせたのですか。

ホン・ジョンウン:実はA.N.JELLのメンバー達はそれほど独特のキャラクターではありません。普通、アイドルグループにはカリスマ担当、かわいくてやんちゃな子、もの静かで大人っぽい子が一人ずついるのですが、その典型的なキャラクターを私たちの方式で持ってきて、「皇帝テギョンのファン・テギョン、微笑シヌのカン・シヌ、かわいいジェルミ」のようなキーワードにあわせて作ったのです。「キャンディ・キャンディ」でいえば、テリィ、アンソニー、ステアとアーチーを取り混ぜたようなキャラクターです。

ホン・ミラン:そこにドラマを作るディテールを加えました。たとえば、テギョンのシニカルさはそのままの「シニカルなスタイル」であるのではなく、夜盲症があって、各種アレルギーがあることで表現しました。もし物語全体をもう少し独特なものにしようとするなら「貧しいアイドル」のようなこともやってみたでしょう。子供たちがお金を稼ぎに行って、仕事に走り回る話を入れるでしょう(笑)

⑩テギョン役のチャン・グンソクとは「洪吉童」に続いて2回目の作業ですが、どんな面を見ましたか。

ホン・ミラン:実は「洪吉童」を一緒にしていたことはあまり関係ありません。それよりは、彼と同じ年齢で演技ができる俳優が多くいません。ところがチャン・グンソク氏は私たちが考えるファン・テギョンを表現するに値する俳優の中で第1位にいましたし、ビジュアルもよく色々なことがぴったり合いました。

⑩ファン・テギョンは俳優としての才能だけで表現することができるキャラクターではないようですね。芸能感覚やアイドルだけが持つことができるナルシズム、他人の前に自分を見せることを楽しめる人だけが演技できるのではないかと思います。

ホン・ジョンウン:そんな面でチャン・グンソク氏は演技だけでなく、MC経験もあり歌もやっていたのでキャラクターと一番きっちり合っていたようです。
つづく

原文はこちら↓
http://10.asiae.co.kr/Articles/new_view.htm?sec=news13&a_id=2009121407585770473


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