猟奇デュオNORAZO「UVとコラボしてみたい思い」 (インタビュー②)

インタビューの続きです。「屋台」のMVの冒頭（デモのシーン）でチョビンが「ノラジョの行く手を阻むUVは退け！」と叫んでいるのが面白くて話題になりました。

ここからは「UV」に対する感想や猟奇コンセプトの話です。以前「グリーンプラグド」の記事をご紹介した時にUVの存在を知りましたが、本当に人気なんですね～。そもそもユ･セユン氏が人気なのかな。NORAZOがこんなに意識しているとは知りませんでした（笑）

花かんざし流の拙い訳ですが、こちらの記事もインタビューなのでチョビンのトーク部分は「ですます調」に変えています。

猟奇デュオNORAZO「UVとコラボしてみたい思い」 (インタビュー②)
[2011-06-02 07:38:02]
[ニュースエン　文：イ･ミンジ記者 / 写真:イ･ジェハ記者]

(インタビュー①の続き)

「猟奇デュオ」の先頭走者NORAZOを筆頭にして猟奇コードを持った多くのグループが現れては消えていった。最近登場した猟奇デュオの中で一番大きな成功を収めたのはユ･セユンとミュージが結成したグループUVだ。彼らは自分たちの名前を掲げた番組から独特の音楽世界といんちき宗教を彷彿させる抜きん出たコンセプトでファンたちの熱狂的な支持を得ている。ノラジョが見るUVはどうなのか。

『凄い。見たら本当にカッコいい。そんなのがあるんじゃないかな。一回ぐらい考えた事がありそうな行動なのだけど、まず実行に移して遅れた人々を感嘆させるということ。ユ･セユン氏がとても頭が良くてアイディアが良いようです。ミュージ氏もそうでなさそうで秘かに全部支えながらよくやってますね。 カリスマがあって、見れば見るほど驚きます。 パク･チニョン氏がミュージックビデオに出て、コミカルなジャンルに音楽的な力を載せてくれる感じもありました。』

チョビンは『一緒に何かやってみたいという気持ちがあります。チーム名前に「SPF50 UVサンクリームを塗って夏に遊ぼう（ノラジョ）」というのはどうかな 』と笑った。続いて『いつかUVがびっくりするほどのチームがまた出てこないでしょうか？似たようなチームがたくさん現れて春秋戦国時代の感じになったらいいですね。』と付け加えた。

同時にNORAZOは憂慮も表わした。『猟奇文化を楽しんで,独特なものを好んで下さるのはいいのですが、人々の欲や水準が高くなって、あまりにとんでもないのが出て来ないかと心配になることもあります。面白いけれど負担にならない、そういうのを見つけなければならないのに、いつの間にか何も考えずに引き入れてしまうのが出て来てはいけないようです。 そんなことをなさる方々も認めなければいけませんが、少し不安な気持ちも無くは無いです。』

俗っぽく言うと「一発」を狙って登場したグループもあり、NORAZOのようにしっかりした歌唱力を基に生き残ったチームもある。 それでNORAZOは1位の欲も率直に表わした。

『1位の欲はあります。 1位になって「僕たち1等になった」という感じより、それによる派生効果がありそうだという気がします。 私どものようなコンセプトをしたいとか、こんなことを楽しんでする人は殆どいません。実は仕上がったものが猟奇的にできあがるので、こういう風でなければ考えられないと言う人もいます。 私どもが1等を取れば、人々に「NORAZOのようなコンセプトも1等を取るんだね」という認識が広がって、勇気を出せる人がたくさんいるようです。』

イヒョクはパワフルなシャウトと鳥肌が立つ高音をすっきりと消化してみせる優れた歌唱力の持ち主だ。放送で歌った「She's gone」の映像がインターネット上で話題を集めたりもした。チョビンもやはり安定した歌唱力を誇り、「歌」では無視できないグループとして数えられる。猟奇コンセプトに歌唱力が遮られることについて不満がありそうでもあるが。

『ずっとやっていれば認められるだろうと思いました。イヒョクはすでに歌唱力である程度認められてきたりして。ぱっと見せてあげるのはつまらないという気がします。少しずつ(皮を)むいて食べるような味のあるチームになりたいです。私どもは最初から何かを勝ち取ろうと思って作ったチームでもありません。私どもがデビューした時に一緒に活動した人たちの中で今まで活動しているチームが殆どありません。粘り強くやりながらバラードもお見せして驚かせて。そんな一つずつ知られていくようなところに面白味がありそうです。』

NORAZOは6月まで「屋台」で活動した後、夏に熱くカムバックするだろうと明らかにした。 笑えるが侮れない実力派の猟奇デュオNORAZOの愉快な歩みがどこまで続くのか注目される。

記事原文↓
http://www.newsen.com/news_view.php?uid=201106011020301002

◆単語ノート◆
・프로젝트…普通に訳すとprojectなんですが、思い切ってコラボと訳してみました^^だめかしら～。
・-ㄹ/을 법하다…推量を表す。～しそうだ。～らしい。
・UV(ユーブイ)…유부남（ユブナム/有婦男＝妻帯者）がグループ名の由来だとか

◇参考までに◇
・UVとプファルが一緒に出演した番組の一部↓

UVの人気曲「梨泰院フリーダム」で「プファル」のキム・テウォン氏を歌詞に登場させている縁からなのか、ちょっとだけ即席コラボしてます。

タグ：ノラジョ NORAZO 記事訳

コメント 2

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記事、とっても興味深く読みました。
ありがとうございます。
読んでいると、ノラジョはいろんなことを深く考えていて、
そしてこれからも息の長い活動をしていこうとしているのが
伝わってきて、とても嬉しくなります＾＾
by kero (2011-06-21 22:13) 

keroさん、こんばんは～
コメントありがとうございます♪

本当に単なるウケ狙いではここまで長続きしませんよね！
K-POP界で他に類を見ない路線の先頭を走っているだけあって、
歌っている本人も独特の人かと思われるかもしれませんが、
特にチョビンは本当に真面目で
慎重に考えながら行動している人に思えます。
今回の記事でもそのことが伺える内容でしたね！

もうすぐデビュー6周年ですが、10年、20年と続く
伝説のグループになってもらいたいです^^

by 花かんざし (2011-06-22 18:49)