NORAZO Bugsインタビュー「販売王とロックを語る」その1 [NORAZO インタビュー記事 2012]
インタビュー記事なので会話部分の語尾を原文では「だ、である」のところ、「です、ます」に読み替えています。さらに(※~)の言葉は私が付け加えたものです。
長いので3回に分けてUPいたしますね。
インタビュー
販売王とロックを語る。NORAZO
Interview
販売王
ノラジョとロックを語る
インタビュー映像を見る
こちら→http://music.bugs.co.kr/track/2502178?mv=115815
インタビュー:Bugs 記者団 シム・ヒョンジュン
写真提供:igot99
NORAZOとはどんなグループなのか。デビュー当初に非好感、猟奇のイメージでイシュー化され高尚なリスナーたちの様々な叱咤と音楽事大主義者たちの蔑視を耐え抜き、音楽番組とイベント、フェスティバルを縦横無尽に駆けずり回り、彼らだけのオーラを醸し出して結局「ノラジョ流の音楽」の固有価値を確立した勇者がまさに彼らではなかったか。
既に正規アルバムだけでも5集を数える。その名も「全国制覇」。もうそろそろ塩加減が分かってきたのではないか。ユーモアと真面目さの間をギリギリに渡り歩く彼らの5集について、それから彼らのロック・スピリッツについて思ったより深みのある話を分かち合った。ところでなぜNORAZOとロックなのかと?彼らの前作「Rock Star」をまずお聞きになることだ。
#1 一日一日を生きるのが面白い
Q. それまでの近況からお聞きします。どのように過ごしていましたか?
A. チョビン:1年半前に4集アルバムの「カレー」が出て、途中で「ワンちゃん」「屋台」でお伺いして、今回「全国制覇」というとんでもないタイトルでお目にかかるようになりました。いつも休む間もなく努力の時間を過ごしていました。
Q. デビュー7年目にして正規アルバムだけで5枚を数えます。ご感想はいかがですか。
A.チョビン:最初作るようになったのは「歌謡界で何かをしてみよう」という考えよりは「ご飯は食べて暮らしていくべきではないだろうか。」ということでした。音楽を除いて他のことをやる能力もなく、技術でも習っておかなければならないのにそんなのもなくて。それで音楽でちゃんと生きてみようという気持ちで作ったのですが、予想と違って7年を休む暇もなく走ってきました。いつも感謝の気持ちです。
初めは猟奇だと言っていぶかしく見ていた方々も我々を理解して下さり、ひるまず我々がやってきた音楽を認めて下さるのも同然で。今までしてきたことよりこれからやることが多いです。これからやる音楽にもっとわくわくする時なので一日一日を生きるのが面白いです。我々のイメージがあるので我々が何をしても「あ、ノラジョだから」という感情が生じたようで面白いです。
Q. NORAZOはもうNORAZOの音楽だけのオーラが確実に出来たようですね。
A. チョビン:初めは「どうしてそんなことを!」「何だ?」こんな反応でした。イヒョクさんも確かに「なんだこりゃ」という感じがしただろうけれどもわき目もふらず、くじけずにちゃんとしてきたらそうなったようです。
イヒョク:僕は行く所がないです。
チョビン:確かに葛藤があったはずです。この人はステージに上がれば少女ファンとロックファンの支持を受けていた「シャウト界の新星」だったのが、いきなりB級ディスコダンスをしているから。もちろん本人はしかめっ面をしているけれど、隣にいるメンバーがずっとひらひらしていて。もちろん今に至っては私よりずっと数値の高い猟奇を望んでいる境地ですが。
Q. アルバム録音中、イヒョクのシャウトで録音室が停電したと聞きました。これは有り得ることなのですか。
A. チョビン:その瞬間、韓国電力との協力関係が緩くなることもあるのだなと思ったりもしました。ちょうどシャウトをしている時、急に灯りが点いたり消えたりしました。そしてその後録音に雑音が混ざり始めたので機材を移してみて、様々なことをやってもずっと出るのです。
イヒョク:一時間くらい何もできなかったです。録音に雑音が入ったらだめだから。機材を移動しても(※電気が)点いたり消えたり…
チョビン:それで皆叫びました「やった~」「これ幽霊じゃないの」「どうかちょっと来てくれ」(※単語ノートの「심봤다/シムボァッタ」を参照ください)
◇その2へつづく
記事原文はこちら↓
http://music.bugs.co.kr/holic/interview/7902?page=1&sort=new
◆単語ノート◆
・아우라(アウラ)…aura=オーラ
・순위프로(スヌィプロ)…順位番組=Mカウントダウン(M-net)、Music Bank(KBS2TV)、人気歌謡(SBS)など
・노라조 표 음악…표=印なので直訳で「ノラジョ印の音楽」ですが、「ノラジョ流の音楽」と訳してみました。
・뽕댄스(ポンデンス)…B級ポンチャックディスコダンス
・한전(ハンジョン)…한국전력공사(韓国電力公社) 韓電(한전)、KEPCOと呼ばれる
・심봤다(シムボァッタ)…やった!=直訳で「人参を見た」=掘り出し物を見つけた時などに叫ぶ言葉。심は高麗人参の古い言い方で、昔人参採りの人たちが山で非常に高価な天然の人参を見つけた時に嬉しくて叫んでいたそうです。また音楽業界では録音中に停電したり幽霊が出たりすると大ヒットするというジンクスがあるそうです。
☆動画がyoutubeにもありました。
イヒョクがちょっと眠そうです~~
いつも訳ありがとうございます!ほんとNORAZOは走り続けてますよね、オフ会でのみんなとの会話の中で30年後のNORAZOと自分たちが話題になったんですが、本当にこれからも走り続けてほしいですね(^^)
by xmaru (2012-01-28 11:36)
xmaruさん、こんばんは~!
コメントありがとうございます^^
30年後ですか~!?
なぜまた30年なのかしら??(笑)
考えたら自分の歳も凄いことになっていますが、
チョビンやイヒョクもすっかりハラボジと呼ばれる頃ですね~
3
0年前から今までを振り返ってみると
昔は無かった便利なものに囲まれた生活ですが、
中には変らないものもたくさんありますね。
これから30年、NORAZOも私達も
どのように過ごすのか・・・
その途中の道のりも大切にしていきたいですね!
by 花かんざし (2012-01-28 17:39)
こんばんは。
やっぱり、イヒョクが眠そうなのは気のせいではなかったですか。
瞬きも遅くて、ホント眠そう。
でも、おとなしくしていていい子です(笑)
チョビンの受け答えはいつも誠実で好感がもてますね。
花かんざしさんの素敵な訳のおかげかな(*^_^*)
by lsnoracky (2012-01-28 21:06)
lsnorackyさん、こちらにもコメントありがとうございます^^
5集が発売になって「販売王」の活動で大忙しの頃のインタビューなので
睡眠不足だったのかもしれませんね。
チョビンの滑らかな語り口を隣で聞いていると
心地よくて眠気を誘われるのかしら(笑)
インタビュー内容ですが
もちろんチョビンの受け答えは誠実そのものですが、
韓国の方のインタビューを聞いてみると
前後の言葉を省略したりせずにきちんと話す所や
相手のことを言う時に敬語を使っている部分が
日本人からするととても礼儀正しく好感がもてますね。
by 花かんざし (2012-01-29 16:59)
今、動画みました。
遅いですね…。(。-_-。)
イヒョク眠そうというか、寝てませんでしたか
最後の動物(?)的な物を動かしている所が、可愛いかったです(^∇^)
by ぱきぽき (2012-02-07 22:59)
ぱきぽきさん、はじめまして!
コメントありがとうございます♪
動画再生が遅いですか?
8分43秒もありますからね~
チョビンがたくさん語っていますが、隣のイヒョクが本当に眠そうで…
この頃、カムバックの活動で大忙しできっと睡眠時間も少なかったのでは~
イヒョクの肩にかけていた毛皮はリアルな顔つきだったのですね~
いつもあんな風に遊んでいるのかしら(笑)
by 花かんざし (2012-02-08 23:58)