SSブログ

【記事訳】プファル キム・テウォン「バンド結成30年…我々の音楽はまだ未完結」 [Boohwal 関連記事]

私はとっても移り気なのか欲張りなのか、興味あることが色々ありまして、今日は「プファル」の話題です。
今年バンド結成30年になるプファルのリーダーキム・テウォン氏のインタビュー記事を訳してみました。
テウォンさんらしい独特な表現でプファルについて、ボーカルについて、曲作りについてなどを語っている内容です。
また関連情報もあれこれ(主に公演情報)も掲載しました。
ドンハ君の動画や公演予定もありますよ^^
 
釜山日報>ライフ>Week & Joy
ロックバンド「プファル」リーダーキム・テウォン「バンド結成30年…我々の音楽はまだ未完結」
イ・チュヌ記者
入力:2015-06-17 [19:07:40]  
修正: 2015-06-18 [11:28:23] 

s20150617000044_0.jpg
▲バンド「プファル」リーダーキム・テウォン プファルエンターテインメント提供

「完結してない本を書いているところだと思います。その本がある時には、すぐに書き終えると思えて、音楽をやる人として怖かったが…30年になってみると相変わらず書くべき分量が残っているようです。そんなことがグループ音楽、不毛のジャンルの音楽をやっている後輩たちへ私なりの小さな勇気になるのではと思います。」

プファルの音楽は時間でしょう。

共に老いて、共に生きていく…

新しいボーカルキム・ドンミョン「澄んだ魂の歌声」

最悪の健康状態でバラエティ番組出演は音楽のため
 
ロックバンド「プファル」のリーダーキム・テウォンは「プファル30年」の意味を今もなお現在進行形だと話し、「本を完結させるためにはその本がとにかく美しくなければなりません」と言いながらバンド結成30周年の意味を淡々と述べた。

韓国ロックバンドの誇り「プファル」が今年でバンド結成30周年を迎えた。それ自体が韓国ロックの歴史そのものである「プファル」は結成後に浮き沈みもあったが、韓国人の情緒に合うメロディーと歌詞で30年間ひたすら大衆と粘り強く息を合わせてきた。「プファル」は来年にはデビュー曲「ヒヤ」(プファルVol.1)発表30周年を迎える。

釜山公演*を目前にして先週ソウル弘大近郊のあるカフェで出会ったキム・テウォンはプファルの音楽を「時間」と定義した。(*プファル釜山公演はMERSの影響で8/29に延期されています。)

「プファルの音楽は時間です。共に老いて、共に生きて、共に美を共有して、また共に癒されて…。このすべてが時間によるものだと思います。時々その時間を超えようと欲を出す人々のせいで副作用が生じるのです。時を受け入れることで、孤独でも時を待つことを知らなければ。」

だからなのかプファルの音楽は美しいが悲しいキム・テウォンとプファルの過ぎし日々が余すところなく入っている。

キム・ジョンソ、パク・ワンギュ、イ・スンチョル、キム・ジェギ、チョン・ドンハなど代表的なボーカルを輩出した「プファル」は昨年キム・ドンミョンを新しいボーカルとして迎え入れた。リーダーキム・テウォンにとってプファルの「ボーカル」はどんな意味を持つのだろうか。

「声を鼻で、口で、喉で出す人がいます。お腹から引っ張り上げる人もいて、胸とつながっている人もいます。声の響き、理論上の共鳴で、比喩的には霊的な声でしょう。その魂にカラーがあります。音色が美しい人。キム・ドンミョンもそうですし、キム・ジェギもそうですし…。私は美を探します。音色が似ている人は多いですが、独特な音色を探すのです。」

キム・テウォンは想像する自身の歌声を念頭に置いてボーカルを探すと言う。「50%は私の歌声でしょう。私の半分とボーカルの半分が混ざった声。私は歌えなくてギターだけで表現するので私の歌声を想像しながらボーカルを探すと言っても過言ではありません。結局リーダーである私とボーカルの二人が混ざるのです。」

ボーカルについてこのような考えと関連して、キム・テウォンはyoutube映像を見て昨年新しいボーカルに迎え入れたキム・ドンミョンの音色を「霊が澄んで、ソウル(魂)が澄んだ歌声」と表現した。「これから10年、20年後どうなるのか分かりませんが、現在は目を閉じて聞けばその声は澄んだ感じがします。」

故人となったキム・ジェギがボーカルとして参加した3集アルバムに最も愛着があるというキム・テウォンはその理由を「彼(キム・ジェギ)がいないから」と言い、しばらく話を止めた。「彼がいないから…。ユ・ジェハも同じではありませんか。彼のかけがえのない歌声で他の別の音楽を聞くことができないから…」

キム・テウォンはキム・ジェギのことを絶望していた自分自身を救ってくれた人だと言った。「キム・ジェギの方からやって来たんです。絶望していた私を訪ねてきたのです。1989年にプファルを暫定解散し、廃人のように生きていたのです。誰も見向きもしなかった頃、1992年のある日、キム・ジェギが私を訪ねてきました。」

早世したキム・ジェギの後を継いでプファルのボーカルとして活動した弟キム・ジェヒはミュージカル俳優として活動している。「ジェヒが兄の名で歌謡祭を作ろうとしています。多くの方々の援助が必要で時間がかかりそうです。キム・ジェギ歌謡祭、そのような歌謡祭の名を冠するに申し分ない天才ボーカルだと思います。」


s20150617000045_0.jpg
▲バンド「プファル」のメンバー達 プファルエンターテインメント提供

1992年キム・ジェギとの出会いがキム・テウォンを再起させたのなら、プファルの「歌」だけがあって「プファル」が大衆から忘れられていた2008年再び「プファル」が復活できたのはキム・テウォンの「バラエティ番組」出演だった。最悪の健康状態でスタートしたキム・テウォンの芸は大衆にプファルの存在を刻み付け、プファルのコンサートに大衆を集めるきっかけになった。当時、病院治療とバラエティ番組出演を同時にしていたキム・テウォンは「音楽をやらないのは死ぬことと同じなので、音楽をやるために命を懸けたのです。」と話した。

キム・テウォンは2008年から2012年にバラエティ番組に出演して大きな人気を得た。キム・テウォンのバラエティ番組出演は「プファル」の存在を知らせるのに大きな役割を果たした。

曲の作業は主にいつやるのかと尋ねた。キム・テウォンは曲の作業を、魚を待つ釣り人に喩えた。「日常自体が作業です。私は机に向かって曲を書きません。日常の時間が蓄積するのです。まるで写真を撮るように…。いつかそれらが濃縮され一つの曲になるでしょう。心痛むこと、大きな喜びを感じること、生きているうちに感じること、それらがある日一つの曲になるのです。釣り人と同じです。」

キム・テウォンの娘クリス・レオーネ(本名キム・ソヒョン)も音楽をしている。ロック音楽をやるシンガーソングライタークリス・レオーネは19歳だ。キム・テウォンは娘が自分よりも優れているようだと話した。「(自閉症の)弟のせいでママ、パパの愛から疎外されていた「疎外感」が彼女のエネルギーで、音楽をしている理由のようです。恐らく私たち夫婦がこの世を去ってもソヒョンは平和や疎外された人のための音楽をやりそうです。」

プファルは今年と来年それぞれ6曲を収録したミニアルバムを発売する予定だ。二つのアルバムが合わさって来年14集としてプファル30年の頂点をとり、新しいプファルの始まりを知らせる。



(日本語訳=花かんざし)


◆記事の中に出てきた「キム・ジェギ歌謡祭」について◆
キム・ジェギ氏の命日にあたる8月11日に「第1回故キム・ジェギ 追悼音楽コンテスト」が準備されているようです。

2015年8月11日キム・ジェギ歌謡祭応援動画(チョン・ドンハ)↓

こんにちは、歌手チョン・ドンハです。
この度、大変に意義深い大会が開かれるとのことです。
ほかでもない、故キム・ジェギ先輩を追悼する、そして先輩の名前を冠した、
8月11日にキムジェギ歌謡祭が開かれるそうなんです。
故キム・ジェギ先輩はプファル出身のボーカルたち皆が認めるプファル最高のボーカルで不慮の事故により「愛するほど」というものすごいヒット曲を残してこの世を去った方です。
その方の音楽、多くの方が聞けるように、また知ってもらえるように、このキム・ジェギ歌謡祭も意義深いものを持ち、多く知られたらいいのにという思いです。
詳しいお問い合わせは「韓流文化人財団」を通して確認できます。
キム・ジェギ歌謡祭 8月11日
初めて開催されるキム・ジェギ歌謡祭が成功するといいですね。
皆さんの応援が必要です。
以上チョン・ドンハでした。
キム・ジェギ歌謡祭、ファイティン!


キム・ジェギ氏の弟でプファル4代ボーカルキム・ジェヒさんのメッセージ↓



こんにちは、私はプファルの4代目ボーカルキム・ジェヒです。
私の兄がプファルの3代目ボーカルのキム・ジェギなのですが、
ジェギ兄さんは事故に遭ってこの世を去りました。
そのことを偲ぶため「811歌謡コンテスト」を開くことになりました。
多くの方の参加を求めています。
沢山の方に参加して頂き、このコンテストが上手くいくように
根付くように、多くの声援をお願いいたします。
ありがとうございます。

 
詳細はこちらで↓


◆記事にもあったキム・ジェヒさんのミュージカル情報◆
 
s201506121208250810_1.jpg 

南スーダンのTonjで医療奉仕活動と教育活動を兼ねた救援運動を展開した韓国カトリックの司祭兼医師であるイ・テソク神父の実話を基にしたミュージカル「愛しているトンズ」でキム・ジェヒさんがイ・テソク神父を演じるそうです。他にアフタースクールのレイナさんとH.O.T出身のイ・ジェウォンさんもキャスティングされています。

・ソウル公演
2015年 7月 16日 (木) ~ 2015年 7月 19日 (日)
芸術の殿堂CJトウォル劇場
詳細はこちら↓

・昌原(チャンウォン)公演
2015年7月24 日(金)~ 2015年7月26日(日)
昌原 ソンサンアートホール大劇場
詳細はこちら↓


◆コンサート情報◆

<プファル>
s15006238-03プファル釜山コン.jpg
  
・プファル30周年記念コンサートin仁川
2015年 7月 19日(日) 午後 3時 / 午後 7時
仁川総合文化芸術会館 大ホール(인천종합문화예술회관 대공연장)
詳細はこちら↓

・プファル30周年記念コンサートin釜山
2015年 8月 29日(土) 午後 3時、午後 7時 30分
釜山 影島(ヨンド) 文化芸術会館 大ホール (부산 영도문화예술회관 대공연장)
詳細はこちら↓


<チョン・ドンハ>
sチョン・ドンハ全国ツアーコン清州.jpg 
 
・2015チョン・ドンハ全国ツアーコンサート#JUNGDONGHA_CON – 水原
2015年 7月 4日(土) 午後 3時
京畿道文化の殿堂 幸せな大ホール(경기도문화의전당 행복한대극장)
詳細はこちら↓

・2015チョン・ドンハ全国ツアーコンサート#JUNGDONGHA_CON – 大邱
2015年 07月 18日 (土) 午後 7時
大邱EXCO オーディトリウム(대구엑스코 오디토리움)
詳細はこちら↓

・2015チョン・ドンハ全国ツアーコンサート#JUNGDONGHA_CON – 金海
2015年 8月 15日(土) 午後 7時
金海文化の殿堂 マルホール(김해문화의전당 마루홀)
詳細はこちら↓

・2015チョン・ドンハ全国ツアーコンサート#JUNGDONGHA_CON – 仁川
2015年 08月 23日 (日) 午後 7時
仁川総合文化芸術会館 大ホール(인천종합문화예술회관 대공연장)
詳細はこちら↓

・2015チョン・ドンハ全国ツアーコンサート#JUNGDONGHA_CON - 清州
2015年 8月 29日(土) 午後 7時
清州芸術の殿堂 大ホール(청주예술의전당 대공연장)
チケットは7月7日(火)午後2時よりインターパークで発売開始
詳細はこちら↓

 
<NORAZO>
s700ノラジョコンサート.jpg 
・NORAZOコンサート「すべて運命だ」
8月 28日 (金) 午後 8時 / 29日 (土) 午後 7時 
西江大学校 メリーホール大劇場
詳細はこちら↓


2015年8月29日
はプファルが釜山で、チョン・ドンハが清州で、NORAZOがソウルの西江大でそれぞれコンサートを開きます。個人的にこの日はなんだかそわそわしそう。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。