テレ東版 第16話 クラシック音楽曲名リスト [テレビ東京 ベートーベン・ウイルス 音楽リスト]
テレ東版韓国ドラマ「ベートーベン・ウイルス」第16話です。
マウス・フィルの練習中にゴヌの口から色々と音楽用語が出てきました。
スビトピアノ(subito p)=急に弱く
スフォルツァンド(sforzando)=特に強く
ピューモト(piu moto)=もっと動いて
クラシック音楽は題名も服装も音楽用語も嫌いだと言っていたのにいつの間にか猛勉強して指揮者らしくなってきましたね。
韓国版音楽リストはこちらです。
【16話】
- 市響が練習していた曲
→交響曲第5番ハ短調 作品67(運命)第4楽章(ベートーヴェン) - ルミの大学で対旋律の授業で出てきた音楽
→平均律クラヴィーア曲集 第1巻第1曲 ハ長調 BWV846 前奏曲(J.S.バッハ) - バッハの音楽に合わせて教授がピアノで弾いた曲(対旋律テストの見本)
→アヴェ・マリア(グノー) - 楽譜を配る場面~就任式が始まりその様子をTVで見守るマウス・フィルのメンバー
→交響曲第5番 第1楽章(ベートーヴェン)*OST track.01 運命 - 就任式で演奏した曲
→4分33秒(ジョン・ケージ) - 練習室前でのゴヌとルミ~マウス・フィルの練習していた曲
→交響詩「わが祖国」第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」(スメタナ) - 地下道でオーボエを吹くガビョン
→歌劇「リナルド」第2幕のアリア「私を泣かせてください」(ヘンデル)
カン・マエの回想される言葉の中ではそれぞれの団員の存在ももちろんですが、やはりルミの存在が大きかったようでした。またTV画面を見るルミの姿も、カン・マエの痛みがよく分かるから、他の団員たちが拍手喝采の中一人涙しているのが印象的でした。
市民の日の公演でゴヌの取った行動。それをカン・マエは
「それがゴヌなのだ。私とは方式は違うのだが…。それで、本当に遠く大変でも苦労を重ねて遠回りして行くが…。それでも、それがあいつの力なのだ。」
とゴヌのことをしっかり認めている台詞も印象的でした。
また深読みですが、このゴヌの行動から「迷える羊」の話を思い出しました。
100頭のうち1頭の羊が山で迷った時、羊飼いは迷った1頭の羊をそのままにして残りを連れて山を降りるのか、99頭をその場に残して迷った1頭を探しに行くのか。聖書では確か迷った1頭のことを大切に考えていたと思います。
ゴヌも3人のために全員だめになるかもしれないけれど、でも苦楽を共にした3人を見捨てることはどうしても出来なかった。3人を犠牲にしてまで自分達だけ良い道を進むことはできなかったのですね。
最近「自己責任」という言葉で弱者を切り捨てる風潮が無きにしもあらずですが、とても考えされられました。
タグ:ベートーベン・ウイルス
2009-06-03 08:05
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