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Be thankful in all circumstances(全てのことに感謝しなさい) -後編 [【韓国ドラマ】ベートーベン・ウイルス]

国際ドラマフェスティバルの海外作品上映会。
韓国ドラマ「ベートーベン・ウィルス」第1話と特別編集ハイライト演奏シーン映像の上映が終わった後、引き続いて行なわれたのがイ・ジェギュ監督へのインタビューです。

インタビューですが、全くメモを取らなかったので、うろ覚えの頼りないものなのですが、覚えている内容を書いてみますと…

司会:お若い方なのですね。本当に監督さんですか?さっき後ろで皆と話していましたが、まるで俳優さんみたいですね。
監督:顔が年齢より若く見られるので、そういうこともあります。それで仕事上やりにくい時もありましたが、最近はそれなりに年を重ねてきたので、仕事がしやすくなりました。

司会:クラシックを扱ったドラマにした理由は
監督:特にクラシック音楽が重要だったわけではありません。様々な経歴を持つ人物が一旦あきらめた夢に向かって奮闘するドラマを描きたかったので、クラシック音楽の舞台に設定しましたが、別の設定、例えばミュージカルでもよかったのです。

司会:日本のドラマ「のだめカンタービレ」について
監督:「のだめカンタービレ」は漫画、ドラマを全て見るほどのファンです。ドラマを制作する上で、「のだめカンタービレ」に出てきた音楽、登場人物のキャラクター、エピソードなどは重複しないように気をつけました。
「のだめカンタービレ」で使用されたクラシック音楽はとても難しいものが多かったですが、「ベートーベン・ウィルス」で使用されたクラシック音楽は、それよりもう少し大衆的な音楽を選んだので親しみを持ってご覧いただけると思います。
また、登場人物も「のだめカンタービレ」は音楽を専攻する学生の物語ですが、「ベートーベン・ウィスル」に出てくる登場人物は世代も多様で、音楽を諦めた人や音楽から見放された人が出てきます。

司会:海外へドラマを発信することについて
監督:数年前までは韓国のドラマを海外へ発信することなど想像もしていませんでしたが、最近は常に日本をはじめ海外の視聴者が見たらどうかということを意識して制作しています。

司会:今後について
監督:やりたいことは沢山あるのですが、なかなか難しいです。また映画も撮りたいと思っています。現在2つほど準備しているものがあります。

その他にも色々お話されていましたが、思い出せません。

さて上映会が終了したので、ホールを出て角を曲がった通路を見ると!監督と通訳さんが何かお話されていました。

実は監督に受賞のお祝いとドラマ制作に対する感謝の気持ちをしたためた手紙を書いてきたのですが、今がお渡しできるチャンスかも!とタイミングを見計らっていると、関係者と思われる男性の方が気を利かせて「監督にプレゼントですよ」と言って下さり、監督が目の前に歩いてこられたのです。

そこで「私はドラマのファンです。」といいながら書いてきたお手紙をお渡ししました。さらにその後、ベバの水中ポスター(世界五大ポスターに選ばれた?)にサインして頂きました。

この穏やかな、腰の低い方が、あの「茶母」や「ベートーベン・ウィルス」を作った方なんて、なんだか信じられないくらいでした。握手もしていただいたのですが、この手であの数々の名シーンを作り出したのかと思うと感激で胸が一杯でした。もっと色々と直接お伝えしたい言葉があったのに、全然韓国語も日本語も出てこなくて。。。

その後は足が地面から数センチ浮いたような状態で家に戻ってきましたが、今もまだ夢から醒めていないような感じです。

今回はMさんが参加されると聞いて私も行くことにしました。もし私一人だけでの参加だったら、小心者なのでこのように監督に接することもできなかっただろうと思います。本当にMさん、ありがとうございます!

ところで、家に戻ってから監督がおっしゃっていた「世界五大ポスター」のことを調べてみました。すると、いくつか記事が見つかりました。

「ベートーベン・ウィルス」の水中ポスターを制作した「Big Ant International」という会社が制作した、反戦をテーマにしたポスターが
世界の五大広告祭で多くの賞を受賞したということらしいです。ポスターの話はまた後ほどご紹介しますね。

話を元に戻して、流星群、私は2日間でたった一つしか見えませんでした。ほんの一瞬スッと流れ落ちたのを見たのですが、もし違う方向を見ていたり、その時に瞬きでもしていたら気が付かなかったでしょう。だから私の気がつかないうちに、そしてまた私の目に見えないくらいの小さな流星も沢山降り注いでいたのだろうと思います。昼だって、太陽の光で見えないだけで、星は存在しているのですから。

今回の出来事はそのような目に見えない神秘的な力が私に注がれたような気がしました。このような幸運を下さった全てに感謝の気持ちで一杯です。
「いつも喜んでいなさい Always be joyful
 絶えず祈りなさい Never stop praying
 どんなことにも感謝しなさい Be thankful in all circumstances
Ⅰテサロニケ5章の言葉を胸に刻みたいと思います。


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ppyy

花かんざしさん!! 素敵 素敵 素敵すぎます!!
そんな素晴らしい瞬間を味わうことができたのですね!
流星によってひきよせられた力のおかげということも
あるかもしれませんし
花かんざしさんが これまでこのサイトの内容を
積み上げてこられたことへの ごほうびが
到来したのかもしれませんよね。
監督にも ぜひこのサイトをご覧になっていただきたい
ほどです。
お手紙を渡すことができたということで 花かんざしさんの
ハングルの力と 丁寧に考えたメッセージなどが
しっかり監督の心に届いたことでしょう。おめでとうございます。
日本のベバを愛しているファンのみなさまを代表され象徴されるだけの価値のある花かんざしさんの姿が 監督に知っていただいたこととしても 私たちも誇らしいような気持ちになります。うれしくなってきました。
by ppyy (2009-10-23 19:22) 

花かんざし

ppyyさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます^^

本当に幸せな時間でした。
行こうと決めたのが3日前、正式に行くことが決まったのは前日、
そして当日の朝まで手紙を書いていました。
なんだかバタバタして慌しい気持ちのまま出掛けました。

会場の雰囲気が堅い感じだったので、何かお声をかけるなど、ちょっと無理そうな感じでした。今日は監督のインタビューを目の前で聞けたでも十分に幸せだと言い聞かせ、そのまま帰るところでした。結果的には良かったのですが、こんな展開になること自体が幸運でした。

ファンの皆様の代表だなんてとんでもないです。
もっともっとこのドラマを愛してやまない方も多くいらっしゃると思います。
私はたまたま運が良かったのだと思っています。

ただ、来場者が少なかったので、せっかくわざわざ韓国からいらっしゃっている監督に対し、こんな私でもご挨拶できたことは良かったと思っています^^

by 花かんざし (2009-10-24 14:09) 

mim

花かんざしさん
ほんとに素敵な経験をされたのですね!!
記事自体はすでに読んでいたのですが、なかなかうまく言葉が
出てこなくて、書き込めずにいました^^;
もちろん今もうまく書けないんですが~。ほんとによかったですね!!
なんか、思いは伝わる!!というか、それ以上の言葉が出てこないんですが、
監督はきっと嬉しかったと思います!!
とっさに言葉って、出てこないですよね~よくわかります。
この素敵な経験をこのような素敵な記事でまとめられる花かんざしさんの
感性がまた素敵だな~と思いました。
これからも楽しみに、そして私も最後の言葉を胸に刻みたいと思います^^

by mim (2009-10-28 11:50) 

花かんざし

mimさん、こちらにもコメントありがとうございます♪

は~。普段は平凡な日々の繰り返しなのですが、人生の中でたまにはこういうこともあるようで。
本当に流星群に合わせてこの時期だけに特別な力が降りていた感じがします。

タイトルや最後の言葉はちょっと気取って書いてみましたが、
英語もできないくせに慣れないことをしたので、自分でも照れくさいです。
これはずっと以前に子供が幼稚園かどこかで頂いたカードに書いてあった言葉だったと思います。
こんな素直な気持ちをいつまでも大切にしたいです^^

by 花かんざし (2009-10-28 16:12) 

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