ポスター&ロゴのデザイン [【韓国ドラマ】ベートーベン・ウイルス]
「ベートーベン・ウィルス」のイ・ジェギュ監督の言葉で気になった世界五大ポスター。早速調べてみると、ベートーベン・ウィルスの水中ポスターを制作した「Big Ant International」という会社が、反戦をテーマにした作品で世界の五大広告祭において多くの賞を受賞したということらしいです。
これが受賞したポスター
電柱に巻きつけると…
受賞したポスターはそのままではごく普通のポスターですが、電柱に巻き付けることによって「What goes around comes around」(因果応報)という言葉が現れてきて、深い本当の意味が現れるユニークなポスターです。
ちなみにベバの水中ポスターは「愛」「怒り」「情熱」など9個のウィルスと俳優たちの写真をパズルで構成したものだそうです。関連記事リンクを下にのせましたが、その中からベバに関する部分だけを訳しますと、
このポスター撮影は本当に大変だったようで、特にジアちゃんにとっては思い出したくないくらい辛い体験だったかもしれませんが、凄い制作者の手によって作られたポスターだったようです。確かに緻密で精細なちょっと異色のポスターですよね。
以前から欲しいと思っていたポスターですが、プレミアムDVDについていました。今回そこにサインしていただけて本当に幸せです。早速ポスターフレームを買って部屋に飾りました。
ところで、水中ポスターの9つのウィルスですが、よくよくみるとパズルのようなモチーフ一つ一つの下に9つの言葉がありました。
これらの文字の前にはト音記号や八分音符、五線譜などがあります。写真に混ざってちりばめられた繊細な細い線で形作られた花のような模様は、この楽譜記号を、ある一点を固定したまま少しずつずらして回転させてデザインしたもののようです。ほんとうに凝ったデザインですね~。gLOVE(愛) =CONFIDENT(自信) cDESPAIR(絶望) ♬JOY(喜び) (RAGE(怒り) HOPE(希望) DESIRE(願望) EXCITEMENT(興奮) cPASSION(情熱)
一つ一つのモチーフの下に何か文字が書かれているのが見えますか?
ちなみにこれはサイン入りではありません…
ベバの公式サイトやOSTのジャケットに使われている傘の骨が集まったようなト音記号のロゴなども、なんだか子供のころ流行したスピロデザインみたいな模様だなあと思っていたのですが、これも何かの記号を回転させているのでしょうね。色々とわかってすっきりしました。
[関連記事はこちら]
世界五大広告賞 受賞のニュース記事
♪http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/362832.html (韓国語)
♪http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=117243&servcode=400§code=410 (日本語)
♪http://tvin.tvian.com/detail.asp?idx=5603&category=&ProgCode=&MstCode= (韓国語)
花かんざしさん、こんばんは~♪
PCおかげさまで復活し、失った2000枚の画像をとりにちょっとさまよっていまして、頭がボーっとしていますが。素敵な記事掲載ありがとうございます♪
普段、大きな画像をのせない花かんざしさんが、と思い、特別な喜びの大きさが伝わってきます♪ また、内容の細かい分析、ありがとうございます♪とても興味深かかったです。
この製作撮影映像をはじめて見たとき、なぜ、大切な主演俳優3人にこんな危険なまねをさせたのか、まったく理解できませんでした(ytの19秒の動画はどうやら放送開始前のペバの予告編でした)。 でも、明確に「(ウィルスにおかされて)溺れてる」画像をとったのですね。すごすぎです。ルミはその名前からして丹頂鶴、たぶん幸福やら長寿の象徴なのか?「水の中から出てよみがえる」、というモチーフがついてる役柄に見えます(もっと深読みすると、決して死なない、不死→不滅)。話の中では飛び込む前のなんとかカンマエに反論しようとして泣いている湖のシーンが大好きなんですが、ミョンミンさんの演技でいい表情が引き出されてました。実際のジアさんは2度の水中撮影、お風呂で溺れるのをいれると3度、がけに飛び込もうとしなくてはならなかったり、さぞかし大変だったでしょうね。でも、ルミやゴヌ、カンマエだけじゃなく、全員が一度大変な、死ぬほどの思いをして、甦る(捨て去った夢を現実の生活を一度破壊してなんとか実現させる)意味があったんでしょうね。
このポスター、あんまり注目してませんでした。でも、なるほど、ポスターなので、大きなサイズをPC画面ではなく、ちゃんとしかるべきところに貼ったものを見るべきだったんですね。見落としていた点がはっきりしてうれしいです。
イ・ジェギュ監督が目の前で、静かに今後の抱負をお話くださるのを聴きながら、まるで夢のようにうれしいと思い、そして半分はとてもシビアなことを考えていました。 いつも夢想ばかりしていますが、現実を見つめなければならない。 そんなことに気づかせてくれた20日の出来事です。
ところで、花かんざしさんは、このブログがそうであるように、地に足をつけた地道で明確な歩みが大きな花として咲いたのですね。 私はそれを横で見ることができて、とてもうれしかったです♪とても静かで美しい花でした♪
そうそう、書き出してくださった9つのウィルス、すべてに完全におかされていると、はっきりと断言できますよ。 夢の具現化には生活を・・・っと、まだまだ夢を見ていたい甘えた私です・・・。
by 真琴 (2009-10-24 00:38)
真琴さん、こんにちは!
コメントありがとうございます♪
そして先日はありがとうございました♡
PCが復活とのことですが、大切なデータが消えたようで、大変でしたね。
水中ポスターですが、監督の一言から多くのことを知ることができました。
反戦ポスターは画像でご紹介した他にも同様に電柱に巻きつけると自分に帰ってくるタイプのものがいくつも制作されたようです。
ベバのポスターはパッと見ただけでも、緻密な凝ったデザインですが、記事の中の「9種類のウィルス」という言葉に、よくよく見たら…本当にこだわりの一枚だったのですね~。どれにサインしていただこうかと迷っていましたが、このポスターにして良かったです。
水中撮影シーンはプレミアムの特典映像にもありますが、ミョンミンさん何度も何度も潜っていらっしゃいましたね。ジアさんは最初から水が冷たくて辛そうで…
ウィルスに冒され、音楽に溺れる人々のイメージを、水の中を漂う姿によって表現したのでしょうか。当然水中では息ができないので苦しい状態(死に近い状態)ですが、そこから新たに生まれ変わる(再生)、あるいは死なない(永遠の命)ことを暗示しているのか。とても哲学的な深いメッセージがありそうです。
ルミが水に溺れるシーンも深い意味がありそうですね。特に8話では不思議なものを目にしますし。でも1話でも8話でも現実に呼び戻されるのですよね。この溺れる→助かるという経験がルミにとっては次のステップへ進むために重要なんでしょうか。真琴さんはさらに、トゥ・ルミ(韓国語で丹頂鶴の意味)と言う名前にも秘密があるとお考えなんですね~。
水中シーンの解釈は私もよくわからなくて…
もし可能なら直接伺ってみたいですね。
by 花かんざし (2009-10-24 14:12)