NORAZO DC人(イン)タビュー その3 [NORAZO インタビュー記事 2011]
つづきです。その3ではグループ名「NORAZO」の意味や結成までのいきさつなどを紹介しています。またこの記事でチョビンがケーブルチャンネルで仮想同居バラエティ番組に出演していたことを初めて知りました。今のウギョルの先を行ってた訳ですね。
尚、文章中の(※○○○)は私が勝手に付け加えたものです。また、画像も縮小して掲載しています。原本画像は記事最後の原文リンクからご覧下さい。
ノラジョ「DC利用者さん、ちょっと悪質コメント掲げてよ!」
DCインタビュー2009-02-19 11:31:21 記事:ナ・ユナ 写真:パク・ユジン
…前回からの続き
―曲の作業をするたびにイヒョクさんの身体にタトゥーが一つずつ増えていくと言ってましたが現在何個位彫られたのですか。(dc利用者様より)
イヒョク: 右腕に二つあって、腕から首まで一つあって、左手に何個かあって、時間が経つにつれて一つずつ増えていっています。もっと年を取ると全身に全部入れているかもしれないです…
チョビン: ソロアルバムを自作曲で作れば全身が熱いでしょう。ハハハ
―では後で脱いで出てくるのですか。(笑)
イヒョク: あ、そうしたいのですが、放送局で脱ぐのを制止するので。私は歌いながら服を全部引き裂いてしまいたい時があります。ハハハ。放送でタトゥーを見せたらたぶん放送停止を食らうでしょう。社長も呼ばれて。
チョビン: 協賛だから服を破いたらダメです。
―イヒョクさん、本当に土木作業で身体を作ったのではないでしょ?(笑)(dc利用者3名様より)
イヒョク: ハハハ。そうです。運動もしました。けれどもどうせそこで持つものが重い鉄筋やセメント、レンガのようなものなので運動になるしかありません。
―管理の秘訣は何ですか。
イヒョク: もともと太る体質ではないので。少しだけ運動しても筋肉が付いたように見えるのです。
―チョビンさんはケーブルテレビチャンネル「コメディーTV」で外国の女性と同居する番組「同床異夢 金髪がすごくて(※クムバリノムヘ※単語1)」に出演なさいましたが、この放送を見て好印象に変わったという反応がかなりありましたよ。
チョビン: そのように見るのに丁度よい部分も少しありました。これまではノラジョのイメージのためにどこに行ってもどぎつい話をしなければならないのがあったもので。けれども「クムバリノムヘ」では意外にキャラクターがふにゃふにゃ柔らかい男で設定されたのです。
実は私の普段の姿はこちらにより近いです。人見知りをしますし、内向的な性格なので私も初めはノラジョのような猟奇コンセプトをやるだろうとは思ってもみなかったです。色々やって見たらノラジョの「チョビン」の姿が私の姿になったのです。特に女性の方々の前に立った時は強く出来なかったんですよ。連絡先を聞いてみたら顔が赤くなってしまうでしょう。
―チョビンさんの普段の姿はいかがですか。
チョビン: 愉快な面もあるけれど、一方では静かなのを楽しむ少し内気なタイプです。ドラマを見ながらよく泣くこともあります。ハハハ
―イヒョクさんはチョビンさんの放送出演が羨ましくないですか。(dc利用者様より)
イヒョク: むしろ兄貴がかわいそうです。
チョビン: 私はこの子が羨ましいのに…
―どうしてですか?
イヒョク: 私は家で寝ているのに、兄貴は一人で出かけて全部するからかわいそうです。
チョビン: ヒョクは目鼻立ちがはっきりしているので誰でも一度見たら覚えられる顔ですが、私は正直髪を(※奇抜に)しないでサングラスをかけないで平凡に歩いていたら関心のない方々はお分かりにならないものですから。けれどもこの子はノラジョやイヒョクに特別関心が無くても目が行く顔じゃないですか。それでこの子が一回放送に出演する時、私は約10回位出演して初めて顔を知られる程度なのに、あえて私を羨ましがる必要はないでしょ。むしろ私が羨ましいです。ハハハ
―それで曲の作業をする時はイヒョクさんを働かせるのですね。
チョビン: それでかな?元々は一山(※イルサン)で隣同士に住んでいたのですが、ある日(※私が)ソウルへ引っ越したんですよ。(イヒョク:ハハハ)作業しなくちゃと思ったら私は夜中の3時、4時でも電話します。ヒョクは(※うまい)嘘がつけないから「寝てないけど…」そしてヒョクが私の家に来て夜明けまで作業をしました。けれど今は深夜にソウルまで出られないじゃないですか。また作業すると言ってもそこまで行くのも面倒です。たぶん引っ越した後ではヒョクが平穏を取り戻したことでしょう。
―主にどんなジャンルの音楽を作っていますか。
イヒョク: 最近はバラード、ヒップホップみたいなジャンルの音楽を主に作っています。時々feelを受けるとエレクトロニカ(※電子音楽)を作ります。
<ノラジョ3集ジャケット写真>
―年数でデビュー4年目。3集アルバムまで出した歌手にこんな質問しにくいのですが「ノラジョ」の正確な意味は何ですか。意味が多様だったのですが。(dc利用者4名様より)
チョビン: 私どもが放送やインタビューで話したことが多様です。「노라조/ノラジョ」がまず聞こえる通りだとすれば退屈な時は私と「遊んでよ/놀아줘/ノラジョ!」ですが、チームの名前を「ノラジョ/遊んでよ/놀아줘」とするとおかしいのでジョを鳥の조という字を使って「歌を歌う鳥(※노래하는 새 単語2)」というふうになりました。そこにさらに意味をつけるなら「歌はライブがいい(※노래는 라이브가 좋다 単語3)」にして私どもはライブだけすると釘を刺しましたよ。
―ライブをするのが難しい状況もあるのではないでしょうか。
チョビン: 伴奏がいない状況ならわかりませんが、そうでないのならどんな状況でもライブをしなければなりません。それでこそ歌を上手に歌う人たちとは違いますと言うことができる歌手という職業に就いた人のはずだからです。ハハハ
―「ノラジョ」はどのように結成されたのですか。お二人は親しくないようだと言って多くの方々が心配されていました。(dc利用者2名様より)
チョビン: 私が先にこの会社(ウィニングインサイトエンターテイメント)に入ってきてソロの準備をしていました。けれどもどうにも一人はだめだろうと思いました。アルバム一枚程度は出せるでしょうが、それで満足して消えてしまいそうな気がしたんですよ。それでどうせやるならもう一人いなくてはと思って親交があったヒョクをこっそりそそのかして迎え入れたんです。
初めはヒョクをノラジョに連れて来るのが申し訳なかったです。その時はパク・ヒョンビンさん(※新世代トロット歌手。トロット王子とも呼ばれている)がおられなかった時なので男性「チャン・ユンジョン(※女性トロット歌手)」のようなコンセプトでどぎつく行こうとするのですが、いくら何でもメタルロックをしていた人を迎えて一緒にやろうと言ったらあれじゃないですか。
―本当にたぶらかしたのですか?巷ではイヒョクさんがチョビンさんと奴隷契約をしたと、あるいは二人が債務関係にあるという話も聞きましたが。(dc利用者4名様より)
チョビン: むしろ私がお金を借りたんです。ハハハ。実は彼が家長であるのに加えて家門(※一族)の一人息子なので誘いやすかったのです。アンダーで活動するのはお金にならないけれど、自分の満足とある使命感(?)でみんな一生懸命するじゃないですか。けれどもヒョクは若い時にお父さんが亡くなられて、おばあさんとお母さん、妹を面倒見なければならないもので。「まずはお金を稼がないといけないのでは?」とそそのかしました。考えてみると言ったけど一日後に連絡が来ました。けれどもたぶんこの程度だとは思わなかったでしょう。ハハハ
―もしかして契約の時ダンスを踊らないとしたのですか。ステージの上で特別にダンスを踊らなかったので。
チョビン: ヒョクは若い頃ブレイクダンスを踊っていたのですが、チャカチャカ踊るコミックダンスはダメだったんです。無駄に不恰好にやるとだめだからロックをしたりしてそのままギターでも担げと言いましたよ。面白い音楽をやろうという考えを固めた状態で彼が入って来たものだから。ポジションが自然に分かれたのです。
イメージだけ見てもこの子はイケメンで、私はまあまあなのでめちゃくちゃ面白いキャラクターで行くしかないのです。同じ花美男のイメージでいくには私が一段階足りないものですから。そのようにどうしようもなく分けておいたのですが人々は「こいつら天才じゃないのか?どうしてこんなアイディアを思いついたんだ?」と考えるようです。ハハハ
―偶然の機会でギターパートまで受け持つようになった訳ですがギターはいつから弾いておられましたか。
イヒョク: 11年間弾いています。「楽器の一つ位は扱えなければいけないのではないか」と思い趣味で始めたのですが、欲を出してみたので今まで弾いています。音楽が好きなら真似して弾きたくてコピー演奏したいじゃないですか。最近ではギターがほとんど一部分になってしまっていますが、いくら一部分になってもマイクを一つしかくれないのです。
チョビン: 私だけ歌うと思いました
イヒョク: 「私も歌を歌うんですけど」と言ったら「おかしいな、一人はギターだけ弾くのに」と慌てていましたよ。
チョビン: 実は二人が歌うなら声も似たり寄ったりで、私一人で歌を全部やると思いました。高音処理する時だけイヒョクさんが歌うと思っている方々も多かったです。
―ギター以外に扱える楽器は何ですか。
イヒョク: 最近では見おう見まねで学んだピアノをちょこちょこ弾いています。
―面白い音楽をしようと考えた固い契機や特別な理由がありますか。(dc利用者4名様より)
チョビン: 誰かに楽しさを与えること程気分の良いことはないと思います。けれど面白さだけあるのはいまいちで、多少どぎついけど脳裏に残る中毒性のある楽しさを差し上げたかったのです。ハハハ
―このようなコンセプトをものにする過程で影響を受けたミュージシャンはいますか。
チョビン: カルチャークラブ(Culture Club)とトゥイステッドシスター(Twisted Sister)です。
―お二人はどうやって親しくなったのですか。(dc利用者2名様より)
チョビン: 私が以前ノラジョと似たようなコンセプトのチームをしていました。三人組のグループT.G.S,(Total Gift Set, 2000)を結成したのも人々に面白い歌を聞かせてあげたかったからでした。今のようにダンスが強くはなかったですしバラード、ロック、パンクなど多様でした。公演もたくさんしましたし。その時は個人練習室が無かったのでレンタル練習室へ行き来しながら出会った人です。当時ヒョクも別のチームをしていました。顔見知りになって親しくしていてお互いチームをやめてからさらに親しくなったようです。
<過去アンダーグラウンドで活動していたイヒョクの姿>
―第一印象はいかがでしたか。
チョビン: 初めて見た時はとてつもないイケメンだという感じはなかったです。こざっぱりとしたイケメンだとは思いましたが、今のように装っていなかったし、パッと目につくそんなスタイルでもなかったものですから。性格もとても気さくで服もジーンズにTシャツ一枚着る気楽なスタイルでした。
イヒョク: 会社員だと思いました。模範生(※単語4)ではなくて…課長のようなスタイル?清潔なジーンズに革靴そしてマイナーカーディガンを着て来るんですよ。ハハハ
―お二人が何歳の時に初めてお会いになりましたか。
イヒョク: 約6年前?私が26歳(※数え年)の時です。
チョビン: 私が20代後半に
<猟奇コンセプトに変身する前、過去のチョビンの姿>
―ところで、カーディガンを好んで着ておられたというお話でしょうか(笑)
チョビン: 課長はお忘れになって、英国紳士のこぎれいなイメージを思い浮かべて下さい。タートルネック(※単語5)にパンツもコットンパンツ。そうでなければむしろ破格的な服。破れたシーンズをはきましたよ。おじさん達が着る二つ釦スーツではなくて一つ釦に洗練されたものです。でもヒップホップパンツは本当に嫌いでした。
(その4へ続く)
◆単語ノート◆
・単語1「동상이몽 금발이 너무해」…「トンサンイモン クムバリ ノムヘ/同床異夢 金髪がすごくて」放送日:2008年8月7日~2008年10月30日 出演:キム・ヒョンチョル(天下無敵野球団のメンバー、ネドソのMVにも出演)、ジャミラ、オ・ジョンテ(ネドソのMVに出演)、タチアナ、チョビン、ジェニー(全13回)
・単語2「노라조」を漢字で書くと「努力(노력)して喇叭(라)を吹く鳥(조)=努喇鳥」または「喇叭(라)で人を擄(노)にする鳥(조)=擄喇鳥=イヒョクのタトゥーの文字
・単語3「歌はライブがいい」=노래는 라이브가 좋다
・単語4「模範生」(모범생/モボムセン)…優等生、ガリ勉
・単語5「폴라티」…ポルラティ(pola tee)=ポーラTシャツ=ハイネック、タートルネックのこと
記事原文はこちら↓
http://www.dcnews.in/etc_list.php?code=succeed&id=13794
(その2はこちら)(その4はこちら)
2011-01-07 09:00
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