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2016年春の韓国旅行 その2(1日目 清渓川~夕食) [韓国旅行]

荷物を置いたら、早速明洞へ。前回もレートの良かった「大使館前」の両替所に行きました。この日のレートは10.63 1万円が106300ウォンです。明洞は両替だけして、次にソウル駅へ向かいました。
 

ソウル駅で事前に予約していた「KORAILパス」を引き換え、翌日に乗車予定のKTXの座席指定もしました。「KORAILパス」は外国人専用の鉄道フリーパスです。今回の旅行期間中、釜山にも行ってみたかったので「KORAILパス」の一日券を購入しました。ソウル-釜山はKTXに乗ると片道でも59,200ウォンですが、「KORAILパス」はどれだけ乗っても70,200ウォン、2~5人で一緒に移動する場合は一人当たり63,300ウォンなので随分お得だと思います。釜山だけでなく麗水や光州、木浦方面に行く時もお得に旅行できそうです。
 
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KORAILパスとKTX座席指定券

詳しくはこちら↓

ただし、KTX座席の指定が日本から事前にできず、韓国で「KORAILパス」に引き換えてからなので、希望する席が取れないことも。今回も釜山へ行くKTXは後ろ向き座席しか空いていませんでした。釜山からソウルへ向かう帰りのKTX指定席も取りましたが、こちらは進行方向席が取れました。結論から言ってどちら向きの席でも乗車した感じは一緒でした。あまり神経質にならなくてもいいのかもしれません。

一つ気になったのは、指定券を取る駅の窓口に並んでいた時、隣りにあった銀行の両替窓口のレート表示がさっき明洞で両替した時のものよりもよかったのです!100JPYが1080くらいだったような。でもよく見たらそれはウォンから円に両替する時のレートでした。両替所と違って円を「買う」、「売る」の2種類の表記があり、円からウォンの方は1050位だったように思います。銀行だと手数料もかかるでしょうし、やはり明洞で両替して良かったのだと思っています、たぶん。 

両替もしてKTX指定も取って、さて次はどこへ行こうか。この時点でもう夕方4時です。実は今回の旅行に関してちょっと参考にしていた本がありました。

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「하는 일이 술술, 대한민국 풍수여행 30」
(やる事がスイスイ、韓国風水旅行30)

こんな本↓

昨年の秋に韓国の本を紹介するラジオ番組で著者が韓国の風水的に良い場所をいくつか紹介していたのですが、その中には私も訪れたことのある場所もありました。事前に知っていたら良い場所にとどまって気運を受けられたのにと思ったので、本を購入し読み進めていました。と言っても若い頃と違って今は本を読むとすぐに睡魔に襲われ、未だに全部読めていないのですが、ソウルの部分は読みながら、地図でも場所を確認したりしました。

その本の中で、清渓川のパワースポットが紹介されていたので、実際に訪れてみることにしました。清渓川の始点から一つ目の橋「毛塵橋/모전교/モジョンギョ」が最初の目的地だったので、ソウル駅から地下鉄1号線に乗って一駅目「市庁」で降り、4番出口から大通りに添って北へ進むと、右手に渦巻き型のモニュメントがあり、その後ろの地下道のような所を進むと突然滝があり、清渓川が現れました。
 
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清渓川の最初の橋「毛塵橋」

一つ目の橋「毛塵橋」の下には「幸福のコイン投げ」の場所があります。実はここが財運のパワースポットだと紹介されていました。ここでコインを投げるので個々人は散財するようでありながら、そのコインを回収するソウル市の立場からするとお金が集まる場所なのです。「旅行中無駄遣いすることなく、なるべくならお得な旅になりますように♪」と念じて私もコイン投げしてみましたが、円盤のような金属に当ってそのまま川の方に落ちてしまいました。でも旅の始めにここを訪れ良い気運を受けたいと考えていたのでまずは満足でした。

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この足マークからコインを投げます
 
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ここにコインが入ればいいのですが
結構難しい~~
 
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「幸運のコイン投げ」

次に向かうのは「毛塵橋」の先にある「飛び石」です。この飛び石は地図で見るとSK本社ビルとシティ銀行ビルを結んだ線上にあります。実はこのあたりに大きな気脈が流れているとか。知らないと通り過ぎてしまいそうな場所ですが、財運を充電できるように飛び石でしばらくとどまっていました。マガモも一羽だけいました。

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ちょうど飛び石の場所の説明になっています

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何の変哲もない飛び石がパワースポット

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マガモもいました

本で紹介されていた清渓川のパワースポットはこの2か所でしたが、せっかくなのでしばらく散策を続けることに。

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振り返ると「飛び石」と最初の橋「毛塵橋」、その奥に清渓川の始点の滝、さらに奥には渦巻き型のモニュメントが見えます。その後ろの建物は「東和免税店」です。

清渓川の川は水量が豊富で流れもかなり早いです。始点のあの滝の水は一体どこの水なのでしょうか。少しニオイもあって天然の清流という感じではありませんでした。水質は気になったものの、川の両側の通路などはきれいに整備され、またゴミもありませんでした。

2番目の橋は「広通橋/광통교/クァントンギョ」。石造りの橋です。復元事業で再現された橋だそうです。

橋の下の石垣の中にはこんな雲の模様が彫ってあるものもありました。後で知ったのですが、実はこれお墓の周囲を飾る屏風石だそうで、どなたのお墓かと言えば、李成桂(イ・ソンゲ)の2番目の妻の神徳王后康氏だそうです。李成桂の五男李芳遠(イ・バンウォン)と康氏との確執はかなり根が深かったようで、最初の橋が洪水で流されると李芳遠(後の太宗)は康氏の墓(貞陵)の屏風石を運んで石材にしたとか。しかも一部の石はわざと逆さ積みにしています。(画像の真ん中の石に逆さの神将が見えます)その上を多くの人々が渡るたびに踏むわけですから。相当な憎しみがあったわけですね。

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問題の屏風石

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画像をトリミングして天地をひっくり返してみると!
手を合わせた像が見えます

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橋の裏側を下から見上げたところ

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欄干石も貞陵から運んできた石が使われているようです

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川べりで見つけた花木の花芽。これはライラック(라일락)のようですが
今頃は花芽も大きくなっていることでしょうね

次の橋は「広橋/광교/クァンギョ」。名前の通り幅の広い橋で、橋の下は大きな空間がありました。
 
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「広橋」

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こんな広い空間がありました

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まだまだ清渓川は続きます

段々冷えてきたので、この辺りで引き上げることに。道路沿いに引き返し「光化門駅」を目指します。

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「広通橋」です。この橋は歩行者専用になっているようです
橋を渡った奥にロッテホテルが見えます

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「毛塵橋」です
中央に車道があり両側に歩道があります

地下鉄「光化門」駅5番口のあたりから、世宗大路に立つ、李舜臣の銅像と世宗大王銅像、そして光化門(景福宮)、その後ろに青瓦台、そして北岳山が見えます。

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李舜臣の銅像

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世宗大王銅像、光化門、青瓦台、北岳山

しかしやはり寒いのでササッと撮るだけ撮ったという画像です。景福宮もパワースポットがたくさんあります。「風水旅行30」の中でも色々紹介されていました。でも前回の旅行で訪れたので今回はパス。

ところで、光化門駅は「教保文庫」の入口と直結しているので、ちょっと本屋ものぞいてみました。

そろそろお腹が空いてきたので、「光化門」から地下鉄5号線で「エオゲ」へ向かいます。
「エオゲ」駅4番口を出て、そのまままっすぐ5分ほど歩いた所にあるカンジャンケジャンの専門店「진미식당/チンミシクタン/真味食堂」が目的のお店。
本当は予約して行った方がいいのでしょうが、とりあえずダメ元で午後6時頃に来店しましたが、運よくすぐに中へ通されました。

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カンジャンケジャン

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チゲとケランチム

今回で2度目ですが、毎回感動の味です~。着席と同時に並ぶおかず類、すぐにカンジャンケジャンも運ばれて、ケランチム、チゲ、最後にはヌルンジまで出てきてお腹も一杯。価格は一人当たり31,000ウォンです。

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お店の外観
ガソリンスタンド(S-OIL)の裏にあります

◆メモ◆
진미식당 
住所:서울특별시 마포구 마포대로 186-6 
地番住所:서울특별시 마포구 공덕동 105-127
電話:02-3211-4468

エオゲ駅からホテルまでは地下鉄5号線で一本です。
ホテルの斜め前にあるロッテフィットインもちょっとのぞきましたが、明日の朝が早いので、早めに部屋に戻って就寝しました。

その3へ続く
その1はこちら

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