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NORAZO東京公演一日目昼の部(2016.07.10)レポート [NORAZO 公演 2016]

今年の8月にデビュー11周年を迎える韓国の男性デュオNORAZOの来日公演が先日開催されました。大阪では梅田にあるamHALLで二日間(7/7&7/8) 4公演、東京では新大久保にあるライブホールK-Stage O!で二日間(7/10&7/11) 4公演、合計8公演という日程での来日でした。

NORAZOのライブの大きな特徴は圧倒的な歌唱力、エネルギッシュなステージパフォーマンスは当然のこととして、ファンを楽しませるために様々な趣向をこらしたステージが毎回用意されことが挙げられます。とにかくファンとの距離が近くてファンサービスが充実していること、そして普通のアーティストの場合厳しく制限される動画や画像のSNS投稿にも寛容であること、むしろファンには積極的に宣伝してほしいくらいのスタンスです。

そのため先に開催された大阪公演の様子もSNSを通して伝わってきました。それらを拝見してみると今回はなぜかメンバーがパジャマ姿になっているものばかり。一体どういう流れでこういうことになるのだろう?と不思議に思いながら公演当日を迎えました。
  
今回私は東京公演の一日目(7/10)昼の部と11日(7/11)昼の部の2回参加しました。2回分のレポートを最初は一つにまとめて書くつもりでしたが、公演毎に曲順やライブの流れ、会場の雰囲気などもちょっとずつ違いますので、書いているうちにややこしくなりそうな気がして、公演毎に分けて書くことにしました。まずは一日目昼の部の様子です。
 
 
会場は東京で韓国料理店や韓流ショップが立ち並ぶコリアタウンとして知られている新大久保の通称職安通りに面したK-SQUAREという比較的新しい建物の3階にあるライブホールK-Stage O!です。
 
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この建物の3階がライブホール
 
この建物、以前は1階、2階で韓国食材や化粧品を売っていたように思いますが、今は中国からの観光客のための免税店になっているようです。ライブホールのある3階には飲食店もありました。
 
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建物入り口にNORAZOのポスターが貼ってある!

ライブホールの入り口には有志による米花輪とスタンド花が飾られていました。初来日からもう10年になるNORAZOを長きにわたって応援し続けているファンの存在は、NORAZO二人にとっても心の支えになっていることでしょうね。 
  
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有志による米花輪
後日NORAZOの名前で福祉施設にお米が届けられます
  
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こちらも有志の方々が贈られたスタンド花

入り口で座席番号100番までに配られるカード写真を受け取ってホール内へ 

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左が10日昼、右が11日昼に配布されたカード
見慣れた画像~
 
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ステージの様子
 
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私の席からだとこんな感じ
 
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席はこんな感じ
どこに座ってもステージが近いです~

先にバンドメンバーのお名前を書きだしてみます。(ステージ向かって右からの立ち位置順)
ギター: ソン・ジュノ(송준호)さん
ベース: チェ・ソギョン(최석용)さん 
ドラム: キム・フンシク(김훈식)さん 
ギター: ソ・ガンヒ(서강희)さん


◆7月10日(日)昼の部のセットリストです◆

0. プロローグ(バンドメンバーによる演奏)
 
1. 女の人(여자사람/ヨジャサラム/2012年デジタルシングル)

2. Happy Song(해피송/ヘピソン/1集)

3. カレー(카레/カレ/4集)

4. 星をとる(별을 따다/ピョルル タダ/2集)

5. ラブファイター(러브파이터 /ロブパイト/4集)

6. 愛の歌(사랑가/サランガ/1集)

7. さくらんぼ(大塚愛)
 
8. ヘビーローテーション(AKB48)
 
9. お前の運命だ(니 팔자야/ニパルチャヤ/2015年デジタルシングル)

10. 野生馬(야생마/ヤセンマ/2013年デジタルシングル)

11. スーパーマン(슈퍼맨/シュポメン/3集)

12. 販売王(판매왕/パンメワン/5集)

13. サバ(고등어/コドゥンオ/4集)

(*セットリストはmikanさんの情報を参考にさせていただきました^^)

今回もありがたいことにイス席です。
開始時間になってバンドメンバーが入場します。
まずはプロローグとしてバンドメンバーによるスローテンポの曲が演奏されました。 
一瞬ブラックホールの曲かと思いましたが、違いました。ひょっとして何かの曲の前奏?ちょっと不明のままです。

続いてNORAZOのチョビン、イヒョクが登場です。

1. 女の人(여자사람/ヨジャサラム/2012年デジタルシングル)
歌詞訳↓

全員パジャマ姿で可愛らしい曲からスタートしました。チョビン、イヒョクそしてベースのチェ‣ソギョンさん足元は熊の爪がついたモコモコスリッパ。さすがに足元で操作をしなければならないギターの二人とドラムは靴を履いていました。大阪の画像を見て、公演の途中でパジャマに着替えるものとばかり思っていましたが、最初からこの姿だったのです。

歌い終わって、お元気でしたか?とチョビンからご挨拶の言葉があり、続いてコンサートのコンセプトの説明がありました。
テーマは「규직이 없는 콘서트(規則のないコンサート)」
この会場はコンサートホールでなく「家」だと考えてもらいたい。それで我々もパジャマを着ているという説明。気楽に楽しんでもらえたらという趣旨だそうです。更にお客さんが公演中トイレに行きたくなった時には、手を挙げて「トイレ!」と叫んだら音楽を止めて戻ってこられるまで待っていますとまで言っていました。

そして続けて2曲~

2. Happy Song(해피송/ヘピソン/1集)
歌詞訳↓*内容を修正し動画(7/11の様子)を追加しています

3. カレー(카레/カレ/4集)
歌詞訳↓

イヒョクが今日のコンサートで客席がパジャマ姿でないことを残念がっていました。しかし、ちゃんと最前列の方がパジャマを持参してきておられて、その場で上衣を着て見せていました。NORAZOの二人が下衣の方も着用するようにしきりに勧めます。そのやりとりの中で「トイレで」という言葉が出てきた瞬間、早速NORAZOが反応して「音楽を止めて待っているからトイレ行ってきてください」とまで言っていましたが、ご当人はさすがに拒否されていました。そのうちイヒョクが「トイレ」に行きたいと言い出して、本当にトイレに行ってしまいました。しかもマイクをONにして実況中継しながら。全く最初から自由な雰囲気のコンサートです。戻ってきたイヒョクは「スッキリ~~~」とシャウトしていました。

この流れに少々ふさわしくないようなロマンティックな次の曲。NORAZOのサランガ(愛の歌)シリーズから2番目と4番目の曲です。

4. 星をとる(별을 따다/ピョルル タダ/2集)
歌詞訳↓

5. ラブファイター(러브파이터 /ロブパイト/4集)
歌詞訳↓*最近やっと歌詞訳しました

ここでMCさんが登場して客席に着席を促し、ステージにも椅子が用意されました。演奏者たちも床に座ってくつろぎの態勢です。ここからしばらくはまるでファンミーティングのようなトークタイムになりました。今回のMCさんはNORAZOの日本所属事務所HY Entertainmentの代表イ・ホヨンさんです。以下MCさんのことをHYさんとこのブログ記事では表記することにします。

この日は大阪から駆け付けた熱心なファンもいらっしゃると思えば、逆に今日初めてNORAZOのコンサートを見に来たという方もいらっしゃいました。初めての方のためにNORAZOはどんなグループなのかという説明がありました。

ここで私は聞き逃しませんでした!チョビンは「NORAZOはイヒョクというイケメンの隣におかしな男チョビンがいるグループです。」と言ったのに、HYさんは「イヒョクというイケメンの隣にちょっと変なおじさんがいる」と言っていたのです!HYさんは日頃若いアーティスト達と接しているからか、ご自身より年上のNORAZOを完全に変なオジサン扱いしていました。でもその後チョビンの顔を見て皮膚が若い子よりもきれいだとも言っていたのでその点はよかったです。

イヒョクは体重が去年より減っているがお腹がちょっと出てきたので、次に来る時までに腹筋を作ってくると約束していました。それが9月だとか。おや?9月に再来日?どういうこと?この謎はこの後徐々に明らかになりました。

そして!いきなりここで二人が客席に降りてきてハイタッチ会がスタート!イヒョクはさっさとハイタッチして通り過ぎていきましたが、チョビンは一人一人とハグしていました。チョビンのハグが終わるまでに時間がかなりかかったためHYさんも間を持たせるために色々大変そうでした。

イヒョクは高い声が出せる歌手として有名なので、紹介がてら高いキーのある曲、スチールハートの「She's Gone」を少しだけ披露してくれました。

「She's Gone」は韓国ではとても有名な曲で、カラオケなどで歌に自信のある男性がよく歌うそうですが、日本ではどうなのでしょうか?私はイヒョクが様々な場面で歌うことで初めて知った曲です。イヒョクはこの曲をカバーして発売していますし、韓国の様々な番組の中でも歌っています。

She's Gone こんな曲↓

JTBCバラエティ番組「最後まで行く」第29回(2015.05.19)

そういえば、この歌のオリジナルを歌っていたスチールハート(스틸하트)のボーカルマイク・マティアビッチ(밀젠코 마티예비치/ミルチェンコ・マティエビチ)氏は今年から韓国で活動を開始したようです。

マイク・マティアビッチ&キム‣テウ「雨のあなたの物語」
(開かれた音楽会1109回 2016.06.26)

プファル(復活)の名曲「雨とあなたの物語/비와 당신의 이야기/ピワタンシネイヤギ」を韓国語で歌うマイク・マティアビッチ氏。実に不思議な感覚です。
ちなみに「雨とあなたの物語」の歌詞訳↓

外国で活動するということは、やはりそこの国の言葉で歌うというなんだと実感しました。実はイヒョクも9月に日本デビューすることになったようです。韓国に戻ったら日本語の猛特訓をしなければならないとか。

イヒョクは「She's Gone」に続いて「エンドレスレイン」も少しだけ歌ってくれました。

続いてチョビンもソロ曲「アジェ」を少し歌ってくれました。
「アジェ(아재)」の歌詞訳↓

「アジェ」は「おじさん」という意味ですが、最近韓国では「アジェ」が人気で、「アジェファタール(아재파탈/アジェパタル))という新造語もあるとか。Femme fatale(致命的な魅力を持った女性)の男性版Homme Fatale(옴므파탈)とおじさん(아재)が結びついた言葉で「致命的な魅力を持ったおじさん」ということだそうです。ちょっと検索すると見慣れた俳優さんたちがズラズラと出てきます。韓流ブームが始まってもう10年以上経ったせいか、あの俳優さんもこの俳優さんも、韓国では皆アジェなんだ~とちょっと遠い目になってしまいます。

さて、ステージではチョビンがアジェを日本語でもちょっとだけ歌っていました!
「ボクハ オ ジサン」「イッパイ オ ジサン」のような調子で。

その後も公演中、時々チョビンが漫才ギャグ的な感じで「ボクハ!」というとすかさず客席からも「オ ジサン!」という声が出てきました。この絶妙な反応は何!? もしかして大阪公演で経験済みだったのかしら?それにしてもNORAZOのファンのノリの良さは凄いですね~

それから客席からのリクエストで「兄(ヒョン)」を少しだけ歌ってくれました。
チョビンは丁寧に歌ってくれましたが、イヒョクはさらっと。

「兄(형/ヒョン)」の歌詞訳↓

次の曲は手持ちのカメラや携帯、スマートフォンでの撮影OK、さらにSNSなどに投稿するのもOKという許可が出ました。
昨年はなくて残念でしたが、今回はフォトタイムが復活しました~。

6. 愛の歌(사랑가/サランガ/1集) ♪フォトタイム♪
歌詞訳↓

ここで私もカメラをムービーに切り替えて撮ってみたのですが、大失敗。暗いステージでスポットライトが当たる素材をオートで撮るとカメラが考えすぎて顔が真っ白になってしまうのです。それにチョビンやイヒョクがすぐ近くに来ているのに全然ピントが合わなくて。ムービーは諦めて写真としても撮ったのですが、こちらもいまいち...普段動くものを撮ることがほとんどないので、どうしていいやらわからず、あっという間にフォトタイムが終わってしまいました。

下手な写真ですが、ちょっとご紹介します。
 
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もしかしてご存知ない方のために
チョビン(左)とソ・ガンヒさん(ギター)

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イヒョク(左)とソ・ガンヒさん(右)

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左からチェ・ソギョンさん(ベース)、チョビン、イヒョク、ソン‣ジュノさん(ギター)

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ソ・ガンヒさん(左) キム・フンシクさん(ドラム) イヒョク(右) 

youtubeやTwitterなどで検索したら上手に撮った方々の動画が見つかると思いますので一度探してみてください。

一つ前の記事で歌詞訳をご紹介しましたが、そこでかろうじて撮れた画像をつなぎ合わせて日本語歌詞入り動画を作ってみました。


続いて日本語の歌が2曲続きます。

7.大塚愛「さくらんぼ」

8.AKB48「ヘビーローテーション」

ヘビーローテーションの時、チョビンは振付を覚えたのかものすごい汗を流しながら頑張って踊ってくれました~
モコモコスリッパなのによくまあ踊れるものと感心しました。暑いのに足から熱が逃げない状態なので大変だったと思います。

最前列には偶然チョビンの顔の汗をタオルで拭く係になった方がおられて、公演の間中、チョビンは何度もそちらに出向いて汗を拭いてもらっていました。こういう光景もNORAZOならではですね~。

そして早くも最後だという言葉が。ここで、チョビンがいつもの通り説明を始めます。まずは3曲を歌って、ステージから去るけれど、客席から「○○○」と声がかかったらまた戻ってきますので~とのこと。

9.お前の運命だ(니 팔자야/ニパルチャヤ/2015年デジタルシングル)
歌詞訳↓

ベートーヴェンの交響曲第5番の冒頭の有名なフレーズの演奏からスタート。そういえば、交響曲第5番を「運命」と呼ぶのは日本くらいで、外国で「運命」と言ってもほとんど通じないとか。でも韓国では「運命」で通じるようですね!こういうところも親しみを感じます~

ライブで演奏されたロックバージョンのお前の運命だ(ニパルチャヤ)がどんな感じかは
この動画の1分過ぎ当たりから確認できます↓

これは7月22日から24日まで京畿道利川にある芝川(チサン)リゾートで開催されるロックフェスティバル「2016 VALLEY ROCK FESTIVAL」の広告動画です。
NORAZOはNORAZOメタル(노라조 메탈)として今夜22日夜25時(23日午前1時)から出演します。

詳細はこちら↓
http://valleyrockfestival.mnet.com

韓国でこれまでにもロックフェスに呼ばれてステージ立ったりしていますが、NORAZOのロックバンドとしての認識がもっともっと広まってロックフェスの常連になれば、いつか日本のロックフェスのステージに立つ日も夢でない?

10. 野生馬(야생마/ヤセンマ/2013年デジタルシングル)
歌詞訳↓

この曲を有名な歌手たちが歌ってくれたことでNORAZOを知るようになった方も多いようです。途中の掛け声などもバッチリ。難しくないので初めての方でもすぐに合わせることができ一体感を感じられると思います。これもNORAZOの特徴ですね。

11. スーパーマン(슈퍼맨/シュポメン/3集)
歌詞訳↓

始まる前にチョビンが「最後の曲シュポメン」というところを「シュークリーム」だとか「シュポジュニオ(スーパージュニア)」など、ちょっとじらします。しかし正直あんまりウケなかったようです。せっかく盛り上がったこの熱気を冷ましたくない気持ちの方が大きかったからかしら。

予告通り一旦ステージに退き、アンコールの声がかかって戻ってきました。

ここで再びHYさんが登場し客席に着席を促します。またまたファンミの雰囲気へ
そしてバンドのメンバー紹介がありました。

イケメン修行僧ギタリストのソン・ジュノさんはもうすっかりおなじみ。ソ・ガンヒさんは2015年から合流されていますね。確かな演奏でNORAZOの様々な曲をロックアレンジで楽しむことができました。ドラムのキム・フンシクさんは2014年の大阪、渋谷ライブ以来お久しぶりの合流。今回も途中で力強く叩いたためにアクシデントが発生したりしていましたが、縁の下の力持ちという雰囲気でバンド演奏をしっかり支えてくれていました。ちょっと低めの声と笑顔も素敵です。一番年下のベースのチェ・ソギョンさんはステージ上から終始ニコニコ笑顔を振りまいていました。一言挨拶の時も「いらっしゃいませ~」とかわいらしく。この方も2015年から合流になるのかしら? 

公演の感想についてイヒョクは、昨年よりも客席の反応がよくて盛り上がったと話していました。またチョビンはファンに向けてのメッセージとして、初来日から10年になるけれど回数的にはそれほど多くなかったので、もう来日しすぎじゃないの?という声が出るほどにするのが目標だと話していました。それから日本語も頑張りますとのこと。変な映像を見ないで真面目に言葉の勉強をしますとも。

HYさんはとても率直な方のようで、チョビンのようにこんなにオープンに変なDVDを見ているという人の中に悪い人はいません、むしろ黙っている人のほうが怪しいと言います。途端に客席の視線がイヒョクに集中します。
 
また、なぜ結婚しないのか?というストレート質問にチョビンは、結婚して子供もできたりすると日本になかなか行けなくなるのでは?という気がして結婚を先延ばししているのだと言っていました。すかさずイヒョクが日本の女性と結婚すれば?と提案していました。HYさんによると韓国の歌手の中で日本人と結婚している人が多いそうです。確かに思い当たる歌手の顔が浮かびます~。それでなぜか唐突に「ワタナベ・ビン」と言い出したチョビン。ワタナベさんに婿養子に入るつもりなのかな?ちなみにこの時の会場に「ワタナベさん」はいらっしゃいませんでした。

そして9月にイヒョクがショーケースをして日本での活動をスタートさせるという話題が出ました。また日本語で収録されたCDの発売は年内を予定しているとか。

実は9月3日(土)神奈川県民ホールで17:30から開演の「1st HY CONCERT “GO! MIRAIE」イヒョクがバンドメンバーと一緒にソロ出演【7/24追記 この公演のイヒョクの出演はなくなりました】するのだそうです。この公演はNORAZOの日本の所属事務所であるHY Entertainmentに所属する6組のアーティストが出演する合同コンサートで、チケットは7月28日21時から発売開始だとか!【7/24追記 イヒョクは出演しません】イヒョクが単独で日本デビューだなんて、想像していない展開にちょっと驚きました。

詳細はこちら↓【7/24追記】イヒョクの出演取消につきリンク先も変更しました 

続いていよいよライブの最後、予定されていたアンコール曲のスタートです。
よく考えてみたら妙な流れですね。

12. 販売王(판매왕/パンメワン/5集
歌詞訳↓

13. サバ(고등어/コドゥンオ/4集)
歌詞訳↓
あ~楽しかった~^^

演奏終わってメンバーたちが一列に並び挨拶をしてさっさと退場。
本来ならここでアンコールなのですが、この公演ではここからまだまだお楽しみが続くので、皆も当たり前のように次の指示を待ちます。

○お楽しみ その1「チェキ会」
昨年から登場した「チェキ会」一枚1,000円でメンバーとインスタント写真を撮るというもの。「チョビンとのツーショット」、「イヒョクとのツーショット」、「チョビン&イヒョクとのスリーショット」、「バンドメンバーと一緒に」、「NORAZO&バンドメンバーと一緒に」の5パターンありまして、お一人で何通りも撮影している方が多数いらっしゃいました。なかなかの盛況ぶりでした。汗びっしょりだったチョビンだけはパジャマを着替えて登場してしました。

NORAZOの場合どんなポーズでもOKなので、ポーズをどうするか色々考えて準備してきている人もいました。バンドメンバーたちもこの雰囲気に慣れてきたのか楽しそうにいろんなポーズで撮っていましたよ。

○お楽しみ その2「フォトタイム」
「チェキ会」の後はメンバーがステージに勢ぞろいしたところを手持ちのカメラ、携帯で撮影する「フォトタイム」。元々はこれが「フォトタイム」だったのですが、大阪公演から公演中にも「フォトタイム」が設けられました。
 
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左からチョビン、ガンヒさん、イヒョク、フンシクさん、ソギョンさん、ジュノさん 

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イヒョクは手だけ写っています
 
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撮影会終了の声がかかってリラックスしたメンバーたち


○お楽しみ その3「握手会」
最後は出口でイヒョク、チョビンと握手をしてホール退場です。


東京での四回公演中一回目のライブでした。終わってからちょっと休憩して夜の部に備えようという方の方が多かったのかもしれません。けれどもこの公演一回のみ参加だった方には正直少々物足りなさを感じた内容だったと思います。理由は、今回の公演途中でのトークタイムが思ったよりも長くて、歌ってくれた曲がいつもより少なかったから。せっかく盛り上がった熱気がトークタイムですっかりクールダウンしてしまうのです。また映像を映し出すとか途中で衣装替えするという演出もなかったですし、なんとなく体力温存型のエコノミースタイルのライブだったせいもあるのかも。2015年や2014年のようなノンストップライブの疾走するような雰囲気に慣れたせいかのかもしれません。

主催者様側は複数回の来場を前提としておられたのかもしれませんが、それならばチケットも複数回割引や通し券などがあればよかったのに。公演間近になってお友達連れて来たら半額と言われてもちょっと手遅れです。もしかすると今回は実験的な側面もあったのかもしれません。今回の8公演で様々な情報を収集されたと思いますので、是非今後の公演企画に生かしていただきたいものです。

トークタイムは、NORAZOのことをよく知らない方のために設けられたコーナーだったのなら、逆にもっと違うことを紹介して欲しかったです。例えば外見やタイトル曲から受ける一般的なNORAZOのイメージを覆すような部分を紹介するとか、女性客が圧倒的だったので女性ウケするトーク内容だったらよかったのになあと、ちょっぴり思いました。でも会場からはチョビンやイヒョクが発言するたびに大きな笑いが起こっていたので、ライブの雰囲気的にはよかったのかな?

セットリストは毎回変わるという話でしたが、曲順が変わる程度で大幅な変更はなかったようです。バンド演奏なので準備してくる曲の数にも限度があるようで。それにしても今回バラード曲がなかったことが残念でした。せっかくのバンド編成なのでブラックホールの「真夜中の抒情曲」を歌ってくれるかなとも期待していましたが、お友達は「スーパーヒーローカンチョルグン」を聴きたかったと嘆いていました。活動11年にもなるNORAZOがこれまで発表した曲は90曲以上、観客それぞれのリクエストに全て応える訳にはいかない部分もあるのでしょうね。ただ、来場者の多くはトークよりも歌を聴くために来ている人の方が多いと思います。次回はトーク少な目でお願いしたいものです(くどいですね)

ちょっと辛口な感想を書いてしまいました。NORAZOはファンたちのためにあんなに頑張ってくれたのに、なんてわがままなことを言っているのかとお叱りを受けそうです。NORAZOの歌の素晴らしさ、そしてファンが喜ぶことならどんなことでも応えようと努力する姿には毎度感心しますし、ライブ中は何もかも忘れて思いっきり楽しめるちょっと異次元の世界を堪能することができて、とても満足していることには違いありません。こんなに素敵なNORAZOのライブ。一度参加してNORAZOの良さに気が付いてしまうと、次のライブにも絶対行きたくなる魅力をもったグループ。使い古された表現ですが、「入り口はあるが出口のない」グループだと思います。

フォトタイムはうれしい企画でした。自分だけの宝物ができた気分です。しかし一日目はあまり上手く撮れなかったことが非常に残念で、帰宅してからカメラの設定をどうしたらいいのか研究する花かんざしでした。一日目のレポートはこのくらいにします。
 
(二日目のレポートにつづく)    


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